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横柄巫女と宰相陛下 ある少女の思い出 (ルルル文庫)
国王としてきちんと婚約者を決めたカノン、聖剣の巫女として夏至祭をりっぱにこなしたノト。密やかに想い合いながらも、二人はそれぞれの道を歩き出した。ノトは、カノンと離れて夏の休暇を先代巫女ローザの一族と過ごしていた。そんな中、近くの湖で思わぬ事件が起きる。カノンもある経緯から事件を探ることに。真相を探るうち、ノトは様々な形の愛を知る。そしてカノンへの愛を模索していくうち……。(裏表紙より)

下司祭が終わり、休暇として、避暑地に行くことになったノトたち。カノンとノーラたちは別行動のはずが、思いがけず合流することに。
顔を合わせるとノトが苦しくなるのが分かるので、もうなるべく二人でいないで! と思うほど恋愛的につらい状況です。最初の頃はよかったよなー……ノトの不器用さをカノンだけが理解して、オディルやリリィ、キルテやスライにそれぞれが支えられて……。今は、お互いを大事に思う気持ちが、禍根を遺すんじゃないかとノトが怖がっているので、だから最後のノトの宣言は、悲しいけれど強いなあと思うものでした。
というか、すんごいおおざっぱな予測でノトには伝説関係の障害がとか言いましたが、本当にそういう方向に進むんですね!? 複雑化してきてるので名前と所属を整理するのが大変だよ!
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