読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
今日もしくしく痛む胃を押さえ、国のためにあくせく働く王女殿下——そんなグリゼルダのもとに、隣の大国・ミトラス帝国の次期皇帝候補でもあるラドラー公ヴィルベルトから、緊急の手紙(という名の脅迫状)が! そこで告げられたのは、グリゼルダが管理する鉱山のダイヤがニセモノだったということ。捕食者の笑みを浮かべるヴィルベルトとの、胃がキリキリの駆け引きがはじまり——!?
ダイヤモンド鉱山の領地を治める小国の王女グリゼルダ。胃痛持ちで常に胃薬を手放すことができないグリゼルダだが、次から次へと胃の痛い事件ばかりが起こる。偽ダイヤ事件で関わることのなったヴィルベルト公爵殿下との出会いで、ますます胃が痛くなる日々……。
恋愛要素はちょっと添える程度。頭のいいグリゼルダと、嘘つきで本心を明かさないヴィルベルトの駆け引きと、事件解決がメインです。もうちょっとヴィルベルトのいいところが見たかったなーとか。今のままだと、従者のセールイと悪巧みしかしてない感じが……。
デスクワークが多くて胃痛持ちのグリゼルダですが、かなり行動的で物怖じしないところがかっこいい。それでも言動の端々から可愛いところが感じられるので、もっと活躍したところが見たいなと思いました。
PR
この記事にコメントする