読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
華やかなその世界も、死と隣り合わせていた——。音楽学校に学ぶ乙女たちの青春とは。舞台を奪われ、緑の袴がモンペに替わったタカラジェンヌたちの心を支えたものは。「歌劇」「宝塚歌劇脚本集」「宝塚年鑑」には何が記されていたか。熱烈なファンがその目で見たものとは。宝塚大劇場はなぜ閉鎖され、いかにして再開されたのか。貴重な証言と資料から浮かび上がる「もう一つの昭和史」。(カバーより)
宝塚歌劇団と昭和史を重ねてまとめたもの。2004年の発行なので、今ではもう100周年を迎えた宝塚歌劇団。この本では、熱量はだいぶと抑えられているので、もっとたぎるような「あの時代はこうだった」というのを読んでみたいなと思いました。
劇場を閉鎖しなければならないというとき、そこにいた人たちのことを思うと、なんともいえない気持ちが込み上げてくるんですよね。舞台を作っていた人たち、演じていた人たち、見ていた人たち、いろんな人たちの思いがあったんだろうと想像すると、積み重ねってすごいと思う。語彙がなくてたいへんアレなんですが。
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