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還るマルドールの月 The Return of the Mardore Moon (コバルト文庫)
没落貴族の娘ダリアードは16歳の春、爵位と引き替えに元敵国であるツェブ合衆国の大富豪と結婚することとなった。相手の名前も知らないまま赴いた先で待っていたのは、眼光鋭いカタブツ警部、マーク・コリンズ。ダリアードは彼に激しく「運命」を感じてしまって。恋愛とかときめきなんて自分には一生無縁と思っていたダリアードの人生は一転、カーニバルみたいに色とりどりになるのだが!?
生きて。思うままに。愛を掴んで抱きしめて。(裏表紙より)

この本が新刊で出た時、めちゃくちゃコバルト文庫のデザインがおしゃれになったな! と思った記憶があります。最近コバルトのデザイン素敵なものがたくさん出ていますよね。
物語も、とっても楽しくてワクワクして、少女小説ってほんと素敵だな、というか野梨原さんの本が読めて嬉しいな! と思ったりしました。
古き良きといっては聞こえがいいけれど、貴族社会でカチコチに固まった古臭い国、マルドール。没落貴族の娘ダリアードは、優秀な家庭教師と老メイドとともに、合衆国ツェブの大富豪かつ刑事であるマークに嫁ぐ。けれどそれは単なる政略結婚ではなく、マルドールとツェブ両国の和平のための隠れ蓑であるという事実が判明するのですが、それよりもなによりも、くるくる動くダリアードのかわいいことかわいいこと! したたかで、賢くて、行動的で、でもまだ十六歳の初恋を知ったばかりの女の子。彼女がしゃべる、企む、なんてところが本当に楽しくて、読んでいて嬉しい気持ちにもなったり。
ラストバトルは、えーっ!? っていう連続だったんですが、楽しかったです。気分が落ちてた時だったので、読んでて気持ちが明るくなりました。
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