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読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
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マルグリートの輪舞曲―クラッシュ・ブレイズ (C・NOVELSファンタジア)
■美少女は再び足を止め、キアランを見上げてきた。
その長い髪はまるで純金のように眩く、その瞳はまるで最高級の翠緑玉のように深く鮮やかだった。
「あたしを誘ってるの?」《優しい狼》
■「あら、友達のお願いは聞いてくれるものよ」
「誰が? 誰の?」
「あなたが。わたしの」
いつこの女性の友達になったのだろうかと、ヴァンツァーは真剣に思い返してみた。《初戀の詩》
■「あのな、海賊」
ジャスミンはにっこり笑って言った。
「わたしはドレスアップした妻を一人で劇場に送り出すような甲斐性なしと結婚した覚えはないんだ」《怪獣の宴》
赤いマーガレットに絡む、にぎやかで彼で麗しい中篇三話の登場!(裏表紙より)

金銀黒天使に暗殺者組、怪獣夫婦とオールスターな中編。表紙は麗しい女性三人組(間違っていないよ!)
物語は、リィの姉ドミューシアが、憧れのフットボール選手キアランに侮辱されたことから始まる。
怒り狂うリィは復讐のため、問題の少年に接触を開始する、とい「優しい狼」。
先日知り合った女性ジンジャー(『サイモンの災難』より)について知ったヴァンツァーは彼女の頼みでパートナーのふりをすることに。そこで誘拐事件に巻き込まれる「初戀の詩」。
ジンジャーの舞台を見に行くことにしたジャスミンとケリーは、そこで何故か女性になっているリィと、ヴァンツァーとすれ違い、更にジャスミンは誘拐事件の解決に乗り出してしまう「怪獣の宴」。
リィが起点になっているかと思えば、実は最後で別の物語に繋がっていたという中編三話。とんでもない人々のくせに、最後の「怪獣の宴」でのクーア夫妻がなんかほっこり可愛いのが、もう!!
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