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楽園のつくりかた (角川文庫)
エリート中学生の優は、突如ド田舎の学校に転校することになった。一杯勉強して、東大に入り、有名企業に就職する、という将来プランがぐちゃぐちゃだ。しかも、同級生はたったの3人。
1.バカ丸出しのサル男
2.いつもマスクの根暗女
3.アイドル並みの美少女(?)
嗚呼、ここは地獄か、楽園か?
これぞ直球ど真ん中青春小説! 今もっとも注目を集める作家の代表作、待望の文庫化!!
解説・北上次郎(裏表紙より)

優の思考に若干いらいらしつつ、さくっと読めるなあと思っていたら「え!?」となった。うわあ、そういうことか! という。そう考えると、色んなことは彼なりの武装だったのかなあと思えて切ない。でもそんな憐れみはいらないというのが彼なんだろう。
優のエリート志向はテンプレすぎて若干滑稽だなと思ったりしました。エリートになりたいからといって他人を蔑ろにしていいわけじゃない。落ち込んだ、とは書かれていないけれど、優は優なりに色々思うところがあったんじゃないかな。そう考えると、悲しいような、切ないような。
でも俗物的思考でいうと、優の性格は「ひねくれヤンツンデレ」みたいになるんだろーかとか。最後にはヤンが抜けたとか。
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