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封殺鬼―鵺子ドリ鳴イタ〈1〉 (ルルル文庫)
千年を生きる鬼・戸倉聖と志島弓生——彼ら二人を中心に、登場人物それぞれの生き様を鮮やかに映した「封殺鬼」が、装いも新たに登場! 今回の舞台は社会情勢が不安定でオカルトブームが起き、奇妙な人食い事件にも揺れている、昭和初頭の東京。表の陰陽師が捨てた「力」の系譜を継ぐ裏の陰陽師にして若干十歳で当主となった美少女で「鬼使い」神島桐子が中学生だった頃の物語を描く新章が、ついに幕を開ける!(裏表紙より)

実は初めて読む「封殺鬼」シリーズ。キャンパス文庫版の続きという位置付けでいいのかな。桐子が当主になった時に、兄と信頼していた人が死んでいるというのはわかるので、特に違和感を感じずに読みましたが、その辺のことをちゃんと知っていたらもっと面白く読めたのではないかと思うと惜しい(『花闇を抱きしもの』は買ってあるのでそのあたりでわかるかな?)
昭和初期の東京。人を食らう化け物騒ぎが世間を賑わしていますが、まだまだ序章といった感じで、怪しい団体や黒幕めいたものは登場しますが、まず顔見せといった様子。底知れぬ実力を持っていそうな武見志郎くんがすごく気になります。
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Author:月子
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