読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
1997年5月15日発行の初版。40の話。
昔アニメ絵付きのグリム童話集(読みきかせグリム名作劇場・20話―小学館版 (一日一話シリーズ))を持っていたけれど、あれは忠実だったんだなあと感心した。
グロい話が所々あるのは、グリム兄弟は性的な部分は注意深く除いたけれど、残酷な部分は勧善懲悪には必要だと考えたからだとか。初版はそんな激しくはないけれど、版を重ねるごとに強くなっていくのだろうか。
「十二人兄弟」が懐かしかった。木の上のお姫様の挿絵を覚えている。鴉じゃなくて白鳥だった気がするけれど、最後に火あぶりになったお姫様の元に白鳥が降りて十二人の美しい王子さまになるっていうところは綺麗だと感動した。
おかみさんが夢だと嘘を吐いて髪の毛を抜きながら物事の解決方法を聞き出す「三本の金の髪の毛をもつ悪魔の話」はどこかで聞いた気がするんだけど、どこだったかな。
「親すずめと四羽の子すずめ」が好きだな。最後に教えに辿り着いた末っ子すずめ。
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