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日傘のお兄さん (新潮文庫)
それは突然だった。保育園の頃、毎日遊んでくれた大好きだったお兄さんが、中学生になった夏実の前に現れた。「追われているんだ。かくまってくれないか」なんとお兄さんはロリコン男としてネット上でマークされていて!? こうして、夏実とお兄さんのちょっとキケンな逃避行が始まった——。可愛いだけじゃない。女の子のむきだしの想いが胸をしめつける、まぶしく切ない四つの物語。(裏表紙より)

『エバーグリーン』とか『檸檬のころ』タイプの小説を想像してたのに全然違ったー!
「あわになる」は良い意味での「さあ生まれておいでなさい」です。それはどう反応すれば……と若干困ったのですが、……本人たちがいいのなら良いんでしょうと納得してみる。
表題作は女の子とお兄さんの逃避行です。シリアスです。
「すこやかだから」は若干エロいです。女の子らしくない小学六年生とナイフを持ち歩く小学五年生の触れあいですが、雰囲気が背徳的。
変わって「ハローラジオスター」は大人っぽいです。女子大生の日々恋愛成分多め、です。遊ぶことに命かけてる感じの女の子の日々。希望があっていいなと思いました。
単行本版とはかなり内容が違っているらしいですとあとがきにありました。私が読んだのは文庫版です。
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