読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
吹雪の中、無事にファドと再会を果たしたボニー。しかし“ロランの乙女”であるボニーを手に入れようと、動き出したガルトリアの魔の手がすぐそこまで迫っていた!! 時を同じくして、私利私欲で乙女を奪い合う人間たちに、ロラン海神が罰を与えようとし……? 恋をした海賊と、絆を見つけた少女が起こす最後の奇跡とは——!? 息もつかせぬ恋と冒険のファンタジー、ついに感動のフィナーレ!(裏表紙より)
完結巻。ガルトリアとの決戦と、ロラン海神との決着。そして未来へという最後の話でしたが、かわいくて生き生きとしたお話だったなあと思いました。
メルセデス王女がやっぱりいいですね! ほんとこの人賢い女の人だなあ……。出番はちょっとだけですけれど、すごく好き。ジュディス女王も好きだったので、ボニーと再会してたらいいなあなんて思ったりしました。マリアナさんもにこにこしていて結構やる人だったし。この話、男性王族はめんどくさい人が多いけど、女性は結構さっぱりきびきびしたいい性格の人が多いんじゃないか……笑
海がある世界の、一部である人間として、王国があったり、海賊がいたり、ロランの乙女のような聖女がいたり……という、最後まで身近で、それでいて大きな冒険の物語だったので、最後まで読めてほっとしました。海の物語はまだまだ続くという予感を感じさせる最後で、楽しかったです。
PR
この記事にコメントする