読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
不穏な知らせを受け取って、急ぎ王都に戻ってきたアウローラとフェリクス。そこで二人が見たのは、黒い霧に包まれた変わり果てた神殿の姿だった。王都を『楽園』に作り替えようとする魔法使いカーヌス一行の野望を阻止するため、アウローラたちは対策を講じるのだが――!? 魔法使いたちとの最終決戦がついに迫る! 見逃せない大人気シリーズ完全書き下ろしの第8弾登場!!(裏表紙より)
楽園を求める魔法使いとの対決、決着直前巻という感じで続きものです。でもアウローラとフェリクスはいちゃいちゃしているし、アウローラは刺繍をしているし、犯人に近しい内通者もはっきりしたので消化不良感はなくて、次でどうなるんだろうというワクワク感が強いです。次巻楽しみだなあ!
この巻ですごく納得できた描写があって。とある優秀な少女が何故そのような行為に至ったのかと大人たちが話すシーンがあるんですが、男性があんまり気付いていない部分を女性陣が語る内容がもうほんと、それな! っていう。ざっくり言うと「身の程を知るようになるから大丈夫だと思った」という内容なんですけれど、ものすごくリアリティがありました。社交界の話でしたけどこれが学校だったら? 社会を知るってそういうことなんだよ……って。
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