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禁断の花嫁―兄妹愛獄 (ティアラ文庫)
血を分けた兄妹ゆえ底知れぬ官能の深みに堕ちる兄王祥紀と妹淑雪。背徳の愛を阻まんと、宮廷に渦巻く数多の陰謀。妃の座を狙う女、政略結婚、兄妹を引き裂こうと狙う臣下たち……。中華の覇王となった兄は「おまえだけを生まれた時から愛していた」と囁いて愛を貫こうと決意し、ついに妹を妻として迎えることを宣言! 禁じられた結婚の行く末とは——!? 究極の近親恋愛浪漫!(裏表紙より)

近親相姦、兄妹もので中華もの。第二巻に当たります。
人道に悖るということで祥紀と淑雪には報いが待っているわけですが、ここまで書き切ってもらえてよかったです。前巻に引き続きかわいそうな人が何名かいるのですが(正妃、次の正妃の座を望んだ異国の女、再びの政略結婚相手となった別国の王など)清々しいほど自分たちしか見えておらず、このずるずると地獄に引きずり込まれるような感じが面白かったです。TL小説でバッドエンド好きだわあ……。
兄妹が狂った遠因として恐らく不貞を働いた実母たる王太后の存在があると思うんですが、二人が最後ああなってどうなってしまったんだろうと思い、少し可哀想な人だったな……と感じました。何も知らないまま、気付かないままで、国が滅ぶところを見たんだろうか。
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