読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
田舎町に住むいたずら少年のホーガースは、ある日電線に絡まった巨大なロボット、アイアン・ジャイアントを発見する。赤ん坊のように何も知らないジャイアントを持て余しつつも、ホーガースは次第に彼と友情を育んでいく。だが政府捜査官をはじめとした大人たちに追い掛け回されることになり……。
人間の少年とこの世ならざるもの(ロボット)の友情物語。子どもの描き方や大人に対する皮肉が効いていて面白いなあ。またジャイアントが健気で可愛いんだなこれが。愛を知った者が自己犠牲するなんて王道、好きなんですけどやっぱり悲しい……。
夢のある話でもあるんですが、現実的な問題(社会情勢とか大人の役割とか)も含まれていて、ジャイアントのことを戦闘兵器だと言い切るところは何故だかわからないけどすごく傷ついた。そうだよなあ、そうじゃないって思っても本来そういう役目を果たしたかもしれないんだよなあ。いまやっているゲーム(ロボットが登場する)のこともあってずきっとしてしまった。
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