読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
冷戦時代に東ドイツで生まれ育ったハンセルは、ある日米兵のルーサーから結婚を申し込まれ、母の助けもあってパスポートを偽造し性転換手術を受ける。だが手術は失敗。股間には「怒りの1インチ(アングリー・インチ)」が残った。しかも結婚生活は破綻を迎えてしまい……。
ヒューマンドラマと音楽。ヘドウィグの怒りと叫びが込められた魂の歌とその物語。
片割れを見つける物語だったなあ。男と女、どちらかの性だと決めなければならないような気がしてしまうけれど、どちらも持っていていいのだと思うし、持っていなくてもいいのだと思った。ずっと歌っているけれど心情を語るその歌がすごくよくて、また画面が雑然としているのに綺麗なんだよなあ。
失墜と成功が非常にドラマティックで面白かった。舞台、一度見に行ってみたい。
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