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十一年に一度の祭りを前にした聖十字学園町。燐、雪男、しえみの三人は、ファントムトレイン討伐任務にあたっていた。しかしその任務の最中とある祠を破壊したことで、封印されていた悪魔が姿を現してしまう。幼い少年の姿をした悪魔を監視する燐だが、うさ麻呂と名付けて親しくなっていく。
青エクでお祭り騒ぎするよ! という話で、とにかく燐を愛でようという映画だった気がしました。兄弟の険悪さはちょこっとだけ。仲間周りも薄く、しえみも特に目立ったことをするわけでもなく。燐が主人公らしい男前さと無謀さで、やっぱり彼が好きだなーと思いました。悪魔と友達になるという燐らしさと、悪魔は悪魔なんだという雪男の真っ直ぐさがきっちり描かれているので、燐が燐らしいところをとことん描いた劇場版という印象です。
よく動いて戦うし派手だし、背景美術が美しくて好きだ! 本編は和洋折衷な、洋風寄りの現代日本的な世界観だったように思うのですが、劇場版はアジア系で赤い色が素敵ですごく好み! 雑多な感じがすごく好きだー!
何故これを見ようと思ったのかというと、サントラがすごく好きで、音楽が聞きたかったせいもあったのでした。やっぱりいい曲だった。
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