忍者ブログ
読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
[122]  [123]  [124]  [125]  [126]  [127]  [128]  [129]  [130]  [131]  [132
4758092575
ワケあり王太子殿下とようやく結婚した、貧乏伯爵令嬢リネット。アイザックの素敵な旦那様ぶりにうっとりしつつ、自分も王太子妃として相応しくなろうとがんばっているけれど……。
王太子妃づきの侍女選びは難航するし、初めて主催したお茶会も不測の事態で中止することになってしまって!?
これって私が新米の王太子妃だからですか! それなら、なめられないように、男装してでも切り抜けてみせます!!
ワケあり王太子殿下と貧乏令嬢の王宮ラブコメディ第6弾!(裏表紙より)

新婚な二人の次なるお話。にわか令嬢の好きなところって、王宮もので王太子殿下との恋とか婚約とか恋愛ファンタジーのお話でがっつりアクションしたりド派手な展開になったりするところなんですけれど、6巻すごかった。
それからアイザックの凄まじさと、リネットとの関係が夫婦になっても変わらないところがいいなあと思いました。お互いを「素敵な人」だと思っているところが実に新婚。微笑ましい。今回は新しい味方を得たようなので一安心かな?
そして巻末のレナルドお兄様のSSが、切なくもほろりとしました。まあそうだよね、そう思っちゃうよね……不憫なような、切なくて愛おしいような。いい人が見つかってほしい。
PR
4086801310
寿町四丁目にある、通称〈椿屋敷〉。そこに住む柊一は、若くして隠居暮らしをしているため、若隠居と呼ばれている。そんな彼のもとに嫁いできた、十九歳の香澄。しかしそこには秘密があった。ふたりは利害の一致から結婚した、偽装夫婦なのだ。町の相談役である柊一のもとには、たびたび近所から相談が持ち込まれるが——。「家」が語る、わけありな人々の物語。
寿町四丁目〈椿屋敷〉——それが私だ。(裏表紙より)

家という第三者かつだいたいの事情を知っている視点から語る、偽夫婦がちょっとずつ近付くのを見守るお話。二人がぎこちなさがずいぶん可愛くて、上手くいってほしいなあと見守りたくなってしまう。
ご近所の小さな事件を解決したり、椿にまつわる課題を解いたりと柊一が頼りにされているところがわかるのがまたよくて、さらに香澄さんがちょういい子。家庭的すぎるところがあるのでもうちょっとわがままを言ってほしいなあなんて思ってしまうのですが、私も嫁に欲しいです。
475804774X
仕えている少年王子が大好きすぎる女官サリカ。彼女は、わけあって日ごろから結婚をしないと公言していたのに、急に女官長から執拗にお見合いを勧められてしまう。きっぱりと断っても、女官長は止まらない!無理やり出会いの場を作られ、サリカは窮地に立たされてしまった!!
そのとき颯爽と現れ救ってくれたのは王の騎士ラーシュだったのだが……。この男、なぜかサリカの命令に無意識に従ってしまうようで!?
女官と下僕騎士の王宮ラブコメディ!(裏表紙より)

これ一冊で終わっていなかった! 二人の仲がいい感じに進展したところで、黒幕の謎がわからないままという凄まじく気になる終わり方。
最初からだいぶと説明不足のまま話が進んでいて置いてけぼり感があったのですが、中盤になるとサリカの頑張っているところや苦悩、そんな彼女に惹かれつつあるラーシュなんかが見ていて面白くなってきて、槍試合のところはとても盛り上がって楽しかったです。可愛いなあもう。
しかし物語の見えないところでサリカ父と母がとんでもない人という設定が付与されつつあるんですが、かわいそう……笑 大丈夫?
4086803178
社交界で浮名を流し、風雅と博物学を愛する有閑貴族エリオットには、もう一つの通り名があった。それは幽霊男爵――。沈黙の交霊会、ミイラの呪い、天井桟敷の天使……。オカルト事件に目がないエリオットの元に舞い込む不可解な事件。だが「謎」から闇を拭うと隠された想いと切ない事情が見えてくる。幽霊男爵が美貌の助手コニーを従え、インチキ霊能者に挑む!
怪奇に沸く19世紀ロンドンを、幽霊男爵が駆け回る!(裏表紙より)

幽霊が見える男爵と人形を自称する助手の少年、議員で警察にコネを持つ親友の貴族青年が、イギリスに溢れかえる幽霊事件に首をつっこむ話。
いやー危うい。みんなぐらぐらしている。その状況でお互いを支え合うことでなんとか均衡を保っている感じがはらはらします。けれどそれがきっと当時の英国という国の雰囲気であり、これから起こる歴史上の出来事に繋がるんじゃないか、と思うと、ああー……ああー!! と叫んでしまう。
それにこの時代に男尊女卑について描いているのはすごい。エリオットは本当に何を見たいんだと怖くなるくらい、冷静に社会的な空気やジェンダー観を観察している。死を見続けているから平等なのか。生者の社会は不平等で歪んでいるのか。それは、きついな……。
ところでこの本でめちゃくちゃロマンだなと思ったのは、幽霊に人間味があることでした。生きる延長に死があるところがいい、と思いました。はい私のフェチズムの話です。
B07H8B4RHR
派手なオレンジ頭の高校生・黒崎一護は霊が見える。ある日自室に現れた死神を名乗る謎の少女に出会い、彼女が追っていた虚(ホロウ)と呼ばれる悪質な霊に襲われた家族を守るため、力を譲り受けて死神代行となる。元の生活に戻ることを望む一護だったが、自身のせいで亡くなった母親の死に虚が関係していることを知り……。

いわゆる死神代行篇。設定の改変がいろいろあって、コンが登場しなかったり、妹たちで霊感を持っている方が違っていたり、友人たちの力の覚醒がなかったりする。そして結末がちょっと違う。まとめちゃうとこうなるわなーという感じでした。
実写なのでどうかなーと思ったんですが、一護のビジュアルは思っていた以上にしっくりきたし、ルキアはビジュアルは違うけれども喋り方がなんだかすごく「っぽい」と感じたのでアリだと思いました。あと織姫が可愛かった。最後一議と織姫がなんか見つめ合っててすごくいい感じだったの、非日常の中にある青春ものっぽくてきゅんとしてしまった。
B077SZYQVW
悪戯を仕掛けては楽しむ自由な日々を送る、雪を操るジャック・フロスト。子どもたちに信じられていない彼はガーディアンではなかったが、世界を恐怖に陥れたブギーマンの復活によって、サンタクロース、イースターバニー、サンドマン、トゥースとともに戦うことになる。彼らの力の源は存在を信じられるということで……。

子どもたちの信じる心を喚起させるような作品。
この世界には悲しいことがいっぱいあって、信じられない、信じてくれないことも起こるけれど、不思議な存在のことを信じてもいいよ、ということですね。
サンドマンがめちゃくちゃ好きでした。寡黙だけれどとても頼もしくてチャーミング、怒らせると怖いとか最高じゃないですか。
4829667842
「俺の妻になれ」
英国淑女のジョアンナを見初めたのは異国の絶対君主!
浅黒い肌に凜々しい顔つき、逞しい身体。
民のために働くスワダーオに力強く抱きしめられて、
荒々しいキスを受けると気分は最高潮に!
舌で敏感なところを刺激され、雄々しい楔を下腹部に埋められる快感。
激しく愛される喜びを知り、妻として彼を支えようと決意して――
異国情緒溢れる濃密なエロスラブ!(Amazonより)

内容紹介がものすごく情緒がなくて笑ってしまった。
「王様と私」を下敷きにした、インド風の国の王とイギリス女性のラブロマンス。外国人であること、文化の違いがあることにわかりやすさを加えた内容で、とても読みやすかったし面白かった。異国の地で、淑女ながら生き生きとしているジョアンナが素敵でした。
願うならもう少しジョアンナの賢さを見せてほしかった気がしますが、その分王妹ポーリスが魅力的だったからなー。
4122062888
若き日のフランス滞在で磨きをかけた食の感性、そして美味なるものへの飽くなき探求心。美食の日々を経て「食の神髄は惣菜にあり」との境地へ至り、日常の中の美味に注ぐ情熱はますます旺盛となる。文士や画家との交友など、著者の人柄がにじむエピソードも交えた、食味随筆の傑作。解説・高崎俊夫(裏表紙より)

1976年11月に発刊されたものの復刊。
時代を感じさせる内容なのですが、面白かったのがまずいものやいまいちなものをはっきりそう書いてあるところ。その理由もこれこれこうだからと書かれてあったり、かつて美味しいと感じたものがいまはいまいちとか変化が感じられるのも面白かったです。この人を満足させられたのはどんな味だろうと想像が膨らんだ。
B077T6HDB8
かつて人とドラゴンが敵対していたバーグ島は、ヒックとトゥースの活躍によって共存する島に変わっていた。ヒックたちは島外の調査をしていたが、ドラゴンを従えて世界を征服することを目論むドラゴ率いる一味が島を狙っていることを知る。母親とも再会し、両親が別れた理由を知ったヒック。果たして島を守ることができるのか。

前作から五年後。大人になったヒックたちと、すっかり一緒の生活が馴染んだドラゴンたち。
相変わらずトゥースが可愛くてきゅんとしました。この顔と仕草が可愛んだよなああああああ。なでなでしたい。
ヒックが大人になったからこそ見えるもの、理解できてしまうものなんかが両親の関係から感じられて、成長したなあと思いました。
あと女性陣がみんな強くたくましくかっこよく美しいのがいいよね……。
B004I6EB84
黒沼爽子は長い黒髪と真っ直ぐで不器用な性格から「貞子」と呼ばれ、学校中から恐れられている。だが爽子は心優しく、健気で善意の塊のような少女だった。爽子の憧れはクラスメートの風早くん。誰にでも分け隔てなく、名前そのままに爽やかで明るい彼を尊敬していた。そしてそんな風早は爽子の、誰も知らない本当の彼女を知って、特別な想いを抱くようになっていて……。

原作はいま途中まで読んでいるところ(続きが買えていない)。
最初の頃の、お互いに好意を伝えるまでのお話で、キスもしてないのにここまで爽やかな青春ラブストーリーが描けるのかと感動します。特別なことは何もしていない、お互いに相手を思いやっているだけ。きゅんきゅんします。
この映画で毎回泣いてしまうシーンがあって。噂を取り消してほしいとお手洗いで言い争うところから屋上シーン、ここ何度見ても涙がこみ上げる。まっすぐさや信じる心、大事にしたいという気持ちが伝わってきて、何度見てもぐっとくる。大事なシーンです。
Profile
Author:月子
読んだものやら見たものやらの記録
Search
Calender
05 2025/06 07
S M T W T F S
14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30
Archive
Shopping
Analyzer
Counter
忍者ブログ [PR]