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読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
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(P[む]1-9)その本の物語 上 (ポプラ文庫ピュアフル)
ずっと友達でいられると思っていた。なのに、約束を破ったのはわたし——。病院のベッドで眠り続ける、かつての親友・沙綾のために、きょうも朗読を続ける南波。それは二人が子どもの頃に好きだった魔女の子のお話だった。遠ざけられても、裏切られても、なお魔法の薬で人々を癒そうとした風の丘のルルー——。大好きだったこの物語が、あなたを呼び戻してくれたら……。今を生きる十代の女の子と、本の中の冒険が響きあう、遙かなる魂の物語!(裏表紙より)

『風の丘のルルー』シリーズを再編集した上下巻。ルルーは魔女の子ルルー単独のお話でしたが、再編集のこれは、ルルーシリーズが存在する現代世界にいる南波の視点パートが入るもので、かつての読者だった自分たちと重なるなあと思いました。
沙綾と聞くと、思い出してしまうのは『はるかな空の東』のサーヤ・クリスタライアなんですが、やっぱり特別感のある名前ですね。
目覚めなくなった沙綾のためにルルーシリーズを朗読する南波。果たして沙綾は目覚めるのか、南波は自分の心に決着をつけられるのか。ルルーのお話も最後まで読めるのかな。下巻が楽しみだ。
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翼の帰る処〈2〉鏡の中の空〈下〉 (幻狼ファンタジアノベルス)
四大公家のひとつ《黒狼公》となったヤエトのもとに、砂漠に巣食う盗賊を捕縛しようと第二皇子の使いがやってくる。その盗賊団と接触を試みたヤエトは、自らの恩寵の力と対になる未来視の力を持つ女性と出会い…。一方、兄である皇子同士の激しい後継争いを目の当たりにし、衝撃を受けた皇女は、ヤエトの助けを得ながら、自らの進むべき道を模索し始める。——陰謀と謎が渦巻く中、ヤエトの過去視の力が視た『真実』とは!?(裏表紙より)

読んだのは幻狼版。
二巻の下巻。北嶺にいるはずの皇女がやってきてしまったことから始まって、暗躍する皇子たちの一人に恩を売ろうという話。そして物語全体に関わってきそうな、「世界の罅」と呼ばれるものに世界が脅かされていることがちらりと明かされる。相変わらず命を狙われながらふらふらになっているヤエト先生……らしいというか、お大事にというか。
皇女はヤエトに導かれて王道を行くんだろうなあ。この世界の行く末に関わらされてしまったヤエトも気になりますが、彼女の未来もすごく気になります。いやしかし面白いなあこの作品。

翼の帰る処 2 ―鏡の中の空― 下
翼の帰る処〈2〉鏡の中の空〈上〉 (幻狼ファンタジアノベルス)
蛮族との戦で傷ついた北嶺部の復興のため、病弱な体を押しながらも奮闘するヤエト。そんな彼に、皇女の推薦で貴族に出世するという「悪い知らせ」が飛び込んでくる。失意の中、新年祭のために皇女と都に向かった彼は、その式典の最中、さらなる衝撃の事実を知らされることとなる……。妹尾ゆふ子の人気ファンタジー、待望の続編が登場!!(裏表紙より)

読んだのは幻狼版。
前に読んでからだいぶと時間が空いてしまった。
隠居願望を持ちながらも周りが放っておいてくれない、巻き込まれ体質のヤエトはついに逃げられないような高貴な身分に叙されてしまう。めんどくさいとぼやきながらも、見事に采配しているヤエトはやっぱり有能なんだなあとしみじみします。根がいい人なのでみんなに好かれるから、みんな助けてくれて、いいキャラだなあ。
ただ助けてくれるだけでなくちゃんとお互いの利があった上で、相手のことを信用・信頼しているというのがいいですね。
スーリヤの思いはどうなるんだろう。続きが気になる。

翼の帰る処 2 ―鏡の中の空― 上
とある飛空士への夜想曲 下 (ガガガ文庫)
サイオン島には「魔犬」がいる——。ヴィクトリア海海戦より半年後、帝政天ツ上軍の撃墜王・千々石は、神聖レヴァーム皇国軍の飛空士たちにそう呼ばれ恐れられていた。しかし、物量に劣る天ツ上の兵士たちは、レヴァーム軍の果てしない攻撃を前に次々と命を散らしてゆく。そして、ついに東進を開始したバルドー機動艦隊。迎え撃つべく、空母「雲鶴」に再び乗り込んだ千々石を待ち構えていたのは、最新鋭科学兵器に守られた海の要塞と、あの男の技だった……! 魔犬と海猫——ふたりの天才は決着を求め、天空を翔る! 「夜想曲」完結!!(裏表紙より)

国家の思惑で美姫とともに海を渡る青年がいて、仲間たちとともに飛空士となって戦い大事なものを見つけた少年がいて。けれど戦争をしているという現実の中には、千々石のようにひたすらに戦う人がいて。
戻れないところへ、空へ空へ空へ、ひたすらに空に愛されることを願うようにして戦った千々石が、もっと別の形で救われたらよかったのにと思わずにはいられなかった。
いい話って簡単に言っちゃいけないと思うんですけれど、きっとこのお話はどこかで起こりうるものなんだろうな、というのを感じました。
とある飛空士への夜想曲 上 (ガガガ文庫)
「美姫を守り単機敵中翔破一万二千キロ」その偉業を成し遂げたレヴァーム皇国軍の飛空士「海猫」の前に立ちはだかった最大のライバルにして、天ツ上海軍の撃墜王・千々石武夫。独断専行により一騎打ちを仕掛け、海猫に敗れた千々石は、再戦を胸に秘めていくつもの空戦場を渡る。「出てこい、海猫」激情の赴くままに撃墜を重ねる千々石のその背には、天ツ上の国民的歌手・水守美空の歌があった……。空前の大ヒットとなった『とある飛空士への追憶』の舞台、中央海戦争の顛末を描く、新たなる恋と空戦の物語。上下巻で登場!(裏表紙より)

『とある飛空士への追憶』のその後であり別面、シャルルの敵となった敵軍のビーグル、千々石の視点から、彼の過去と追憶のその後を語るお話。
千々石の過去が、撃墜王らしい哀愁と甘酸っぱさ、かすかな希望に満ちたもので、ユキと再会したのはいいものの、彼らの恋はいったいどうなるのかすごくじれじれする! 空に取り憑かれて終わってしまうのか、それとも美しい空を二人で見る未来が待っているのか、すごくどきどきする。
シャルルも駆り出されてくるようなので、ファナのその後もわかるかな。続きが楽しみ。
太陽と月の聖女 乙女ゲームの真ラスボスになって全滅の危機です (カドカワBOOKS)
 乙女ゲームにハマったOLまりあ。やりこみプレイで主人公はLv.99、いざ最終決戦——というところで光に包まれ、気づくとラスボス《闇月の乙女》として玉座の間に佇んでいた!? そのまま討伐されかけたところを間一髪で助けられるが、彼ら《闇の眷属》はすでに滅亡寸前。起死回生のためには、封印された魔王を解き放つ必要があると言われ……。
 魔王ってゲームの中で私が封印したあれですか!? そして立ちはだかる敵は、もしかして私のLv.99キャラ——!?(裏表紙より)

乙女ゲーム転移ものですが、そこから想像させる話の三十度くらい方向が異なるシビアな展開です。チートはなしで、逆に敵側(光の陣営)がチートだけれど、この絶体絶命の状況どうするの!? というお話。
トリップものの要素が強くて、わあ永野さんらしいお話だあ! と楽しく思いました。召喚先で絶体絶命、ギリギリのところでかわしてなんとか切り抜け、頭を使いながら周囲の反発と無理解に傷つけられつつ自分のやりたいことをどうにかして貫こうとする。こういうヒロイン、大好きです。
世界が乙女ゲームなので男性キャラも魅力的で、合間に挟まる《陽光の乙女》の視点(つまり、まりあがプレイしていた主人公キャラと攻略キャラの交流)がすごくいい。そういうところを知っちゃうと、安易に光側が敵だと思えなくなるじゃないですかー! くそー!
あと数少ない女性キャラとして、王姉ラヴェンデルがとても可愛いので、もっと仲良くしてほしいです。擬似姉妹できゃっきゃしてほしい……。
なんとなくアレスルートに入っちゃってる終わりでしたが、続き出ますよね!? 傷ついた人たち大丈夫だよね!? あとアウグストと再び相見えたとき彼がどのように揺れるのか、レヴィアタンがどう動くのか、楽しみです。
亡念のザムド 1 【DVD】亡念のザムド9 [DVD]
尖端島に住むごく普通の男子高校生のアキユキは、幼馴染のハルとフルイチとともにありふれた日常を送っていた。北政府と南大陸自由圏が長らく戦争を続けているが、中立的な尖端島もその影響を受けていた。そんなある日、白髪の少女が起こした自爆テロによって、アキユキはザムドと呼ばれる異形へ姿を変える。暴走したアキユキを止めたのは、赤い髪の少女ナキアミだった。

ボーイミーツガール、というとついエウレカの方を強く想像してしまうんですが、ザムドはもっと大いなるものと対話するお話だったなあ。世界観が現代に近いナウシカという感じ。
みんなすごく不器用に生きていて、思い込みが強かったり、悩んだりしながら、自分とこの世界の大いなるものに立ち向かっていく。自分と向き合った結果、世界の秘密に関わるザムドっていう存在はすごく興味深いし、面白いなあ。
ちょっと大人びたアキユキも、迷えるハルも、感情に狂うフルイチもすごくリアルでよかったですが、特別な立ち位置にいながらも最終的に何もかも包み込む超然としたものになったナキアミが、すごく神秘的で力強い、素敵なヒロインだったと思います。それから伊舟。こういう勇ましくて心を鎧で固めている、男勝りの気高い年上女性がめっちゃくちゃ好きです。また情が深いんだよなあ。
好きなお話でした。面白かった!
『K RETURN OF KINGS』vol.1(DVD)『K RETURN OF KINGS』vol.7 [DVD]
無色の王の事件後、新しい赤の王の誕生、黄金の王の死去などがありつつも、狗朗とネコはシロを探し続けていた。そこへにわかに活気付く、緑の王のクランズマンたちとその攻勢。赤と青の勢力がそれぞれに危機感を覚える中、ついに白銀の王が戻ってくる。

第1期との間に映画があるんですね。アンナが王になるところ、見たかったなあ。
OPがめちゃくちゃ、女の子! って感じの、アンナのテーマなのがわくわくしますね。サビに入る前の菓子とメロディーがめちゃくちゃ好きだ。
この話、結局は白銀の王の過去をある程度清算するための話だったのかなあという気がしました。赤と青のそれぞれは、ヴァイスマンのことなんて関係なく、現代の王として己のするべき役割をまっとうしていて、そのドラマも非常に熱いんですが、やっぱりシロたちの話だったという気がする。しかし白米党は笑った。とても「らしい」なあ。
草薙がめちゃくちゃ好きです。なんだこの、参謀で物腰が柔らかくて、締めるところはきちっと締めて、なのに最終的に貧乏くじ引かされながらも「しゃーないなあ」って笑ってくれるようなイケメンな不憫男子は……。かっこいい……好き……。
宗像の剣がやばい感じだし、いまも映像作品とか作っているようだし、続きがあるなら見てみたいなあ。
八つ墓村 [DVD]
天涯孤独の身であった辰弥は、自分を探していたという人物により、八つ墓村の田治見家にやってくる。だがその直前、辰弥は「帰ってくるな。26年前の惨事が再び繰り返され、八つ墓村は血の海と化すであろう」という脅迫と受け取れる手紙を受け取る。そしてその言葉通り、辰弥を迎えに来た使者が死に、田治見家の人間と関係者が次々に殺害されていく。偶然手を貸すことになった金田一耕助は、田治見家の歴史を紐解きながらいとぐちを探すが……。

原作は未読。是非とも読んでみたいと思わせる、土地と家の因縁の話だなあと思ったので、いつか読もう。
役者さんたちの演技がなんだか初々しく見えるのは、多分原作のイメージや雰囲気を壊さないでやろうとしたからかなあ。浅野さんの鬼気迫る演技がすごく好きです。
おどろおどろしい家の歴史と古い屋敷の絵がすごくはまっていて、どきどきはするけれどホラーではないっていうのが上品でいいな。喋り方フェチなので、ついセリフっぽいセリフに耳をそばだててしまう。こういう喋り方をする演技、好きなんですよねえ喋り方フェチだから。
K vol.1 [DVD]K vol.7(DVD+CD複合)
異能を持つ七人の王たちによって支えられている現代日本。赤の王と青の王が反目し合う中、ある事件が起こっていた。その一方、伊佐那社は平凡な高校生として楽しい学園生活を送っていたが、夜刀神狗朗と出会ったことにより、自らの記憶にない「無色の王の殺害」の謎を追うことになる。

たくさんの人を沼に落とした(という認識の)K、履修しました。
個々のキャラクターにお話があると感じさせる群像劇で、最終回近辺の展開は大変熱い。ばらばらだったシロ、クロ、ネコが一つの家族=クランになるところ、涙ぐんでしまった。そして最後のクロの優しい顔な……。
最後といえば、赤の王・周防尊の安らかな顔には、こちらも涙ぐみました。寡黙で一見怖い雰囲気だけれど、多分誰よりも情が深い、優しい人だったんだろうなあ。
そんな感じで赤陣営と青陣営のメインキャラの立場もたいへん燃えましたが、やっぱり世理ちゃんが好きなんだよなー! 仕事中はきりっと凛々しい世理ちゃん。オフのときは普通の女の子の世理ちゃん。強い世理ちゃん。全部好きだ。
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Author:月子
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