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読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
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いばらの姫と訳あり黒公爵の平凡ならざる婚活事情 (フェアリーキス ピュア)
王太子の妾になる野心を抱いて王都へやってきた没落令嬢のステラは、公爵ヴィンセントから王宮での侍女の仕事を紹介する代わりに、偽の恋人になってほしいと持ちかけられる。彼は破天荒なステラに興味を引かれる一方で、監視するつもりだったのだ。そのもくろみを知りつつ、逆に利用してやると取引にのったステラだったが、思惑とは裏腹に信頼を寄せてくる王太子妃と友情が芽生えてしまい、野望が揺らいでしまう。その上ヴィンセントから恋のアプローチを受けてしまって!?(裏表紙より)

王太子の妾になります、と公言して堂々と王宮で乗り込もうとしたステラ。その野望が潰えかけたそのとき、公爵ヴィンセントと取引をすることに。地味な仕事ぶりが認められて王太子妃の侍女になったけれど、ステラは、ヴィンセントと王太子ジェラルド、妃ディアナの未だ続く三角関係を知り……。
お互いを知っていく過程で願いや夢が変わるという、四人の関係がいいなと思いました。ステラと出会ったことで三角関係が終わり、新しく前へと進むことができた三人。まさしくハッピーエンド。
公妾を狙うステラは、賢くも優しくて立ち回りのうまいいい子で、好感度高かったなあ。ディアナもただものではない感じが好きです。
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紅霞後宮物語 第八幕 (富士見L文庫)
 怪我に倒れた小玉に代わり、戦場では賢恭が軍を率いていた。そして小玉負傷、樹華戦死の報が届いた宸は衝撃に揺れていた。
 小玉を思うが故の企みで望まぬ結果を招いてしまった梅花は、自らの命を以て償おうとするが、裏で何かが動いていたのではと疑う文林は、真相を探るよう梅花に命じる。
「小玉が死んだら、お前を殺す。だが、死ぬまでは働いてもらう」
 司馬氏の失脚までは上手くいった。その後何故歯車は狂ってしまったのか。梅花は思いがけない闇に真実を見つけてしまい——?(裏表紙より)

第一部完ということで、戦争と司馬氏の失脚、小玉の気持ちに一つの決着がつく第八巻。人はあっけなく死んでしまうものなのだとしながらも、みんな何かしら輝きを持っているよなあと思わされる。
だいぶと視点が入り乱れる前半は、小玉不在もあって結構読みづらかったように思ったのですが、やっぱり小玉が出てくると物語がびしっと引き締まるよなと思ったり。彼女の皇后らしい振る舞いとその裏にある葛藤が、面白いよなあ。
浅草あやかし絵解き 怪異とグルメは飯のタネ (宝島社文庫)
あやかし絵の専門画家・富嶽北斗は奇妙な力を持っている。それは怪異を“見て”、“触れ”、描くことで封じる——“吸印”出来る力。
そんな北斗は、浅草の街並みとグルメを愛する腐れ縁の小説家・多喜沢と、今日も一風変わった事象に巻き込まれ……!?「デンキブランと高女」「ホッピー通りの狐者異」「浅草寺と骨女」ほか、5篇を収録。
祓い屋画家×下町グルメのあやかしミステリー、ここに開幕!(裏表紙より)

いうほど謎解きはしていませんが、すれ違ったあやかしと、その世界にあえて深く踏み込まない感じで近くで暮らしている、北斗や多喜沢、美沙緒の日常のお話でしたね。
見える力を持っている北斗と美沙緒。それに理解を示す多喜沢という関係性がとてもいい。わかってもらえるっていう安心感、共有できるっていう信頼はいいよなあ。
よく街に出てグルメしているからか、すごく日常を生きている感があって、こういう世界が自分の身近にあるんだろうなあと思ったり。
「ホッピー通りの狐者異」がいい話で、ご飯も美味しそうで好きだと思いました。
レディ・マリアーヌの婚約 (ルルル文庫)
騎士に憧れる少女マリアーヌは、失恋を機に王宮へ。そこで出会った第二王子ロベルトから下僕認定されるが、いつしか二人は思い合うように。強引なほど情熱的なロベルトの言動に、恥ずかしくも幸せいっぱいのマリアーヌ。そんなある日、マリアーヌの故郷で謎の盗賊団が現れたという情報が! その陰に、かつて王宮を混乱させた人物の気配を感じたマリアーヌは…!? 過激に甘い恋人の愛に包まれて、男前少女が凛々しく大活躍!(裏表紙より)

ボーナストラック、かつ最終巻の第三巻。マリアーヌとロベルトの絆を感じさせる事件の解決と、この後もこのように二人で暮らしていきましたというのが感じられるものでした。
甘々なロベルトの台詞に悶絶したり、マリアーヌの騎士然として振る舞いにかっこいいと思ったりと、楽しかったです。本編としてはまだ長く続いただろうし、謎も残っているけれど、幸せな二人が見られてよかった。
春の雪 [DVD]
大正時代。侯爵家の令息、清顯は、幼馴染の聡子と両思いにありながらもすれ違っていた。しかしある日聡子が宮家の子息に求婚され、断ることのできない結婚を承諾したことによって、ふたりの恋は禁断を帯びて激しく燃え始める。しかしそれがふたりにとって悲劇を呼ぶことになり……。

三島由紀夫原作。原作は未読。
設定や台詞など美しい邦画なんですが、自業自得なんだよなあ……という思いがぬぐえない。だからこそ、秘められた恋というのがすごく怪しく輝くのですが、時は巻き戻せないということを強く感じ、ラストシーンの寂寥感がたまらない。
時代の描写がいいなあ。建物、インテリア、服飾、言葉遣い。すごくいい。喋り方フェチなので聡子の喋り方がめちゃめちゃ好きです。この映画だとその喋り方にそこはかとなくエロスを感じるのは私が汚れているからだろう……。
原作がすごく複雑な輪廻転生の話だと知ったので、いつか読んでみたいです。
ニューヨークの恋人 特別編 [DVD]
貴族のレオポルドは、ブルックリン橋での式典で挙動不審な男を追いかけたところで、21世紀のニューヨークへとタイムスリップしてしまった。男はスチュアート。彼の元恋人のケイトや、その弟チャーリーと接していくうち、この時代に馴染んでいく。レオと関わったケイトたちもいい影響を受け、レオとケイトは恋に落ちるが、元の世界に戻らなければ歴史がおかしくなるという事実を前にして……。

過去の貴族が現代にやってきて、現代女性と恋に落ちた! この設定だけできゅんきゅんくるロマンスですね。
現代では奇妙に映るレオポルドの言動、レオポルドからしてみれば奇妙すぎる現代のケイトたちの言動、その二つがお互いに理解し合うことによっていい影響を受けるのは楽しいなあ! チャーリーの恋愛にアドバイスするところ、めちゃくちゃ好きだ。
紳士的な男性に、お姫様のように扱ってもらえるのはやっぱりときめいてしまうよね……。
ロマンスのはずなのに(ロマンスだから?)男性陣のいろんなダメなところが見られるのも面白かったなあ。
時間ものとしてはハッピーエンドすぎるかもと思いながらも、幸せな終わり方でよかったです。
奥様は、取り扱い注意 DVD-BOX
某国特殊工作員として働いていた私は、平穏で幸せな生活がしたいとそれまでの自分を捨てることを決意。任務中に死亡したことにして別人になり、有名企業で受付嬢をしていた。ある日セレブたちが参加するお見合いパーティーに参加したところ、帰宅しようとしたとき会場に入ってきた男性に一目惚れする。それは彼もまた同じ。かくして私は彼と結婚し、「伊佐山菜美」になったけれど、半年後、私はこの生活が退屈だと感じるようになっていた。

経歴は特殊工作員。秘密工作は得意だけれど、奥様業は苦手。けれど半年したらその生活に飽きてきてしまった。旦那様は愛しているけれどさてどうしたものか……そんなある日ご近所の奥様二人と友達になり、奥様生活で関わる人々の事件に遭遇することになって。
専業主婦を揶揄しているようなところもありつつ、くすっと笑える部分や、はらはらするバトルシーンなどもあって、面白いドラマだなあと思っていたのですがこの度全話視聴。
序盤の菜美たちの甘ーい雰囲気もとてもよかったんですが、やっぱり10話の夫婦ガチバトルはたぎるよね! その後すっと冷めたように何事もなくお茶を飲むっていう展開が、なんかもだもだするー! もうちょっと本音で話せよー!
主要人物の視点の外にいる人たちも魅力的で、毎回のゲスト的位置の人たちや事件もリアリティがあるなあと思って、はらはらどきどきさせられて楽しかったです。汚いって思うところもあれば、人の善性みたいなものを信じるところもあり……。
続きあるよなあって感じの終わりだったので、劇場版なのか特別編なのか続編なのかわからないけど、エピソード10以降の話が見たい!
天職 (朝日新書)
才能よりも大切なこと
仕事に夢中になるためには、企画書がうまく書けたり、プレゼンがうまくできたり、人脈の作り方を習得することは必要ない。稀代のヒットメーカー2人がいかにして、天職ともいえる仕事に出合い、成果を残していったのか。本書は仕事に脳めるすべての人に送る、究極の仕事哲学本である。(カバーより)

読みやすくて面白かったなあ。すごく興味深かったです。楽しいと思うことが面白いこと(=仕事)を引き寄せやすくするのかなあと思いました。
このお二人がすでに名前を持っていて、大小さまざまな仕事がやってくるから、いま思えばあのときはこうだったという話ができるのかもしれないんですが、なんだろう「すごく大変だけどその大変さめっちゃ楽しい!」っていう気持ちがちょっとわかる。「後から思い返せばこれめちゃくちゃ面白いだろうな!」っていう予感を抱く瞬間、ありますよね。
これ何度も読み返したいなあ。すごく大事なことがたくさん書いてあるのに、まだちゃんとうまく飲み込めてない。読みながら「早く動かなくちゃ」っていう気持ちが沸き起こって集中できなかった。また今度再読しよう。
そもそものはじまりはいつだったのだろう。オムパロスの姫巫女を保護したときか? アンドレアという青年と出会ったときなのか? いや、この世界ができたときから決められていたのかもしれない——この身に〈海獣〉が宿るということは……。
 女海賊カラーラは、伝説の〈海獣〉を巡る抗争に巻き込まれ、愛船を養父を、そして故郷を失った。その代わりに得たものは、〈海獣〉の力と世界創成の秘密——この世界は創造主ルーハーが“最後の審判”を下すためだけに創られたものだということ——であった。
 〈海獣〉の力は、その“最後の審判”を阻止するために存在する……。
“わたしに世界を救えというのか?”
 その身に課せられたあまりにも大きな使命がカラーラに重くのしかかる——
 愛と感動に満ちた、ロマンティック海洋ファンタジー巨編、ついに完結!(裏表紙より)

ああなるほど、海から生命が始まり、人が生きて歴史が紡がれるということか。
とても大きな物語の一部だったなあという印象でした。創造主の審判に、カラーラはどうあがくのか。仲間たちが出てきたときはじーんとしました。人が生きて、絆を結ぶ、それがまるで船から降ろされた錨のように世界に息づいていくんだなあ。
アダムが強い矢印を出していたのが、ここにきてアンドレアが逆転かーというのも楽しかったです笑 こういう、君は王国で、私は海で生きよう、すべてに決着をつけたらもう一度始めようというところが好きなので、二人の再会が楽しみだなあと思いました。
沿海州を自由に生きてきた海賊たちの拠点であるアシュプラント島は、大国シウデラードの海軍によって制圧された。その圧倒的な戦力差もさることながら、内部からの裏切り者がでたことが、海賊たちの敗北を決定づけたのだ。
 母と養父の身柄を押さえられ、女海賊カラーラも一旦は囚われの身となるが、仲間の手引きでなんとか逃亡に成功する。しかし、敵との闘いの最中、カラーラの内部でなにか不思議な力が目覚めようとしていた。
“いったい、これはなんだ。まさか、これが〈海獣〉の……”
 伝説の獣を中心に、多くの者たちの運命が複雑に絡まりあう。
 風雲急を告げるロマンティック海洋ファンタジー!(カバーより)

囚われのカラーラは、養父たちの命を賭けた戦いによって脱出に成功する。そしてバードの働きによって、四獣たちと創造主の間に起こった出来事を知り、自らが何をなすべきかを知る。
海賊たちの決死の戦いが熱い。その後のカラーラたちの悲嘆が胸に痛い。沈黙するディミーシアが不気味で、一生懸命なシナーンに成長が見られて嬉しい。
カラーラは最後に何を選択するんだろうと思いながら下巻を読む。
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Author:月子
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