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読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
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ショッピングの女王 (文春文庫)
「それ、いただくわ」。このご時世に、この浪費——。シャネル、エルメス、ルイ・ヴィトンなどの高級ブランドからエロ・グッズまで。住民税を滞納し、“むじんくん”にまで手を染めながらも、うさぎ女王様の物欲は止まらない。物欲のままに無駄遣い生活を続ける女王様のトンデモない日常を描く爆笑エッセイ。 解説・ピーコ(裏表紙より)

面白いエッセイ本が読みたい! ということをゆるく募集したらおすすめされました。面白かったです! あんまりのおばか加減ににやにや。ブランドに対する風刺とか、読んでいるこっちがこれはないわーと思うけれど気になる商品にどんどん手を出していくところや、エロ・グッズなんかも書かれていて、すごく面白い。すごくだめだめな人に感じられるのに、全然憎めない感じ。
続巻も手に入れたので読む! おすすめありがとうございました!
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スターダスト (角川文庫)
あの流れ星を手に入れたら願いが叶う。恋に焦がれる青年と、王国の相続を狙う3人の王子、そして永遠の命を求める魔女が、摑んではすり抜ける星を巡って大騒動。だましあいにすれ違い、不思議な国を舞台に壮大な旅物語が繰り広げられる。競争相手を出し抜いて、最後に幸せを手にするのは誰? 多くの文学賞を総なめにし、世界中で愛されているストーリーテラー、ゲイマンが描く胸躍る冒険ファンタジー。話題の映画原作!(裏表紙より)

妖精の国の冒険物語。こちらの世界より、不思議な国の人々の方がよく描かれているので、ヴィクトリア朝と言われてもぴんとこないです。児童文学にしては子どもに言い聞かせる感がないのですが、ユーモアや登場人物の魅力、冒険小説に大切な爽快な結末のつけかたが、すごく感じられる物語でした。
あんまり主人公のトリストランが好きじゃなくて。というのは、冒険に出た理由が、恋人が星を取ってきてくれと言ったからで、もうそれ一直線の愚かさというか盲目さというかが、もどかしくて。けれど最後の選択、歩いていく、イヴェインとしばらく旅に出るというのは、かなり評価が上がりました。
すごく結末が好きです。トリストランがその後どうなったか、イヴェインがどうなったか。そのエピローグの描き方が、時間の流れや歴史を感じさせてすごく好きでした。
A戦場のプリンセス (角川ビーンズ文庫)
謎の『あしながおじさん』の援助を受け、弟たちと暮らす伯爵令嬢ハル。貧乏生活から脱するため彼女がはじめた仕事は、王子様の身のまわりのお世話をすることだった。性格最悪・死ぬほど甘党という王子に仕える気苦労はたえない。おまけに王位を狙ってと思われる陰謀と、いい男からの誘惑(?)がさらにハルを悩ませて……? 不思議だらけの遊園地の国で、少女は王子を守ることができるのか!? スラップスティックファンタジー!!(裏表紙より)

タイトルの意味が、わからない!笑
伯爵令嬢と王子という単語がありますが、舞台はかなり未来の別惑星、テーマパークが運営される独立国。人種が入り交じっているので、主人公の名前は坂崎春香。移住民の主な人種はフランス人が多かったので、王子様の名前はエリック。設定は好みなのに、あともうちょっと何かが足りない! ともどかしかったです。解決してるのかしてないのか分からない終わり方でもあったので。
ただしっかり者なのか、それとも適当に生きるだけなのか、よく分からないところもあった気がします。でもともかく主人公の女の子が一生懸命でかわいいなという印象でした。
鬼女の都 (祥伝社文庫)
「あさましい鬼がいてるのン」京都ものの小説で人気の作家藤原花奈女が謎の言葉を遺して死んだ。彼女は〈ミヤコ〉という人物に次作の構想を酷評され、絶望していたという。彼女の死後も呪詛を込めた手紙を送り続ける〈ミヤコ〉とは何者か? 真相を追う女子大生吉田優希を次々と怪事件が襲う。「幻想」と「論理」とう対極の方法論を融合した本格推理の傑作!(裏表紙より)

ものすごく長くて、終わりまでがもどかしくて、疲れたけれど、すごかった!
あらすじから普通の小説家かと思っていたら、それが同人作家であるということに仰け反ってしまった。藤原花奈女の死の謎を解こうとする女性三人組も同人作家であるということで、サークルを組む思惑とか、描き手と書き手の思惑の違いとか、プロになるということとか、色々痛くてひいひい言ってしまう。それほど本筋には重要ではないんだけれども、ちなつのあれこれがあざとい……。
京都という都を舞台にしないと書けない話だというのをひしひし感じました。古都の魔力がひたすら繰り返されるので、まるで京都という名前のついた、全然別の世界の話のよう。京都の街にあるもの、能や着物、街が繰り返し描写されて、けれどすごく硬派な推理もので、450ページ以上あるので読み終えた時すごく疲れたけれど、充実しました。
月満ちる式使い (一迅社文庫)
死んだ者の魂を現世に呼び戻し、式神として使役する《式使い》。死に瀕した少女・輝夜は、大切な人を救うため式神になることを決意する。彼女の主になったのは、強い力を持ちながら式術を捨てたいと願う、式使いの美しい少年・慧だった。式術を嫌う慧に戸惑う輝夜だが、共に過ごすうち彼に心を開いていく。しかし、彼女の心を占めるのは最愛の幼馴染の存在で…? 満月の夜に出会った式使いと式神が紡ぐ、甘く切ない和風ラブロマン!(裏表紙より)

面白かった! 年下少年と怪力少女のやりとりかわいすぎる!
式使いの存在が衰退を始めた時代。式使いと武士の小競り合いが続く、変わりつつある天ツ都が舞台。式使いの後継が道具扱いという時点で、もうかれらの時代は終わったのだなあと最後まで読んでしんみりする。
一生懸命なのにどこか幼くて不器用な輝夜と、年下なのに要領がよくませている慧、二人のやり取りが本当にかわいいんだ! たかいたかーいに電車の中で噴いた。食べ物を渡すシーンに、真紅でも思ったけれど、ささやかなプレゼントがすごく大事だよなあと思ったり。主人公が式神なので、この食べ物というのがまた切なくて。
真紅はすれ違いっぽいのが多かったですが、月満ちるは主要人物、その他脇の登場人物でも随所で切ない雰囲気が漂っていて、切な系スキーとしてはたいへんおいしかったです。
プリンセスハーツ―麗しの仮面夫婦の巻 (ルルル文庫)
18歳で父を倒しアジェンセン公国の大公となったルシードは、かつて人質として子供時代を過ごしたパルメニア王国から、愛する美しい王女メリルローズを妃に迎えた。ところが、パルメニアがよこしたのは彼女そっくりの身代わりの少女ジルだった! しかし、ある事情からルシードはジルを大公妃とするのだが!? 華やかなロ・アンジェリー城を舞台に、恋と野望の王宮ロマンのはじまりはじまり!(裏表紙より)

面白かったー! ジルかわいいよー! 仮面夫婦で冷め切って殺伐としていて、すれ違いっぷりが一冊丸々すごいんですが、最後の最後で微かにデレる。この「微かに」が非常にたまらなくて、続きが読みたくなる!
主人公側が完全に善の役割でない(主にジルが)というのがいいなあ。ちゃんと善なんだけれど、はっきり善とは言えない感じ。ルシードは政略とは無縁っぽいのでそれに反発して。でもそれよりももっと強大な悪が存在していて、どう立ち向かっていくかというのが気になる。
まだまだ秘められたものがたっぷり込められていそうなので、続きも読もう。
思考の整理学 (ちくま文庫)
アイディアが軽やかに離陸し、思考がのびのびと大空を駆けるには?
自らの体験に則し、独自の思考のエッセンスを明快に開陳する、恰好の入門書。
考えることの楽しさを満喫させてくれる本。
文庫本のあとがきに代わる巻末エッセイ“「思われる」と「考える」”を新たに収録。(裏表紙より)

妹から借りた本。なるほどーとうなるところがたくさんあった。現代の教育がどういう思考の考え方をさせるようにしているかというのに触れられていて、面白い。それをグライダー人間と表している。合わせてコンピューターに関しても触れていて、人間の思考力、想像力について考えさせようとしている、と感じました。
かのこちゃんとマドレーヌ夫人 (ちくまプリマー新書)
かのこちゃんは小学一年生の元気な女の子。マドレーヌは外国語を話す優雅な猫。その毎日は、思いがけない出来事の連続で、不思議や驚きに充ち満ちている。(裏表紙より)

素敵だった。小学一年生の女の子の世界と、猫の世界、二つの世界が穏やかな不思議と喜びに溢れている感じがすごく心地よかった。マドレーヌ夫人と玄三郎の形が、とてもいいなあと思う。かのこちゃんはかのこちゃんで、小学一年生ってこんなだった! という表現がたくさんでてきて、すごく懐かしくて楽しかった。茶柱の話は噴いた。そうなんだよ、小学一年ってこんなだよ!
かのこちゃんはやっぱりあの二人の子どもなんだろうな!
フリーター、家を買う。
入社した会社を三ヶ月で辞め、フリーター生活を贈る武誠治は、母・寿美子の鬱病によって生活が一変する。自分のことしか考えていない父親や、母の看病をしながらの就職活動。目標は、家を買うこと。

面白かった! 最初もうどうしようもなく暗くて辛くて、でもいつか救われるはず! と読み進めていたけれど、そういう状況でもすごく面白くて、就職してからはもっと面白くて。面接についてちょっと書かれていたり、働くこと、がすごく大切なことなんだなあと感じました。こういう風に働きたいなあと羨望してしまう。
嬉しかったのが、誠治が面接を蹴ってしまい、のところ。認めてくれる人はいるんだ、と思うと、すごく嬉しくなった。
いつものベタ甘は特になくて、でも多く好意の形が描かれているなあと思います。それでもちょっとだけ見えた恋愛成分は、かわいくてとてもよかった!
花降る千年王国―ゲルマーニア伝奇 (角川ビーンズ文庫)
美しい花嫁衣装に包まれた白い肩を落として、リンゼは悟った。
(……歓迎されて、ない——……)
黒髪のリンゼは強豪部族『柳の籠を燃やすフランク』族長の姪。人質同然に北の弱小部族『深き断層の谷のフランク』へ輿入れしたが、周囲の反応は冷たかった。そんな中、夫ヘルマンの優しさに触れ、リンゼは彼への恋心を自覚する。けれど婚礼の夜、「おまえを抱くことはできない」と言われてしまい——!?(裏表紙より)

榛名さんにしてはかわいらしい印象の強い物語でした。あんまりひどいことが起こらないよ!
政略結婚に差し出されたリンゼは、明るく前向きな可愛らしい女の子で、彼女を見ていると楽しい気持ちになりました。対する夫ヘルマンは、優しいんだけれど、見ていてちょっと物足りなくもあるけれど、リンゼが一生懸命『好き』という気持ちを抱いているので、どうなるのかなとはらはら。そんな彼を護衛するルクレティウスに、私は段々心惹かれていったり……。
冒頭のシーンにどうつながるんだろうとどきどきしました。かと思うと、ヘルマンとルークの状況がめまぐるしく変わったり、政略や部族というものを描いているけれど、この一冊では物足りないと思うくらい、めいっぱい冒険の話でした。面白かった!
Profile
Author:月子
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