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読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
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パートタイム・ナニー (ウィングス文庫)
時給五千円につられ、外国人家庭の乳母のバイトに応募した剛。だが、肝心の坊ちゃま——バーソロミュー・ウェリントン、通称バブーは一つ年上の18歳。知能も運動能力も高いが、“悪魔の尻尾付き”と称される、超トラブルメーカーだった!!歴代乳母が手を焼いた坊ちゃまを腕力でねじふせるため、若くて腕っ節の強い剛が選ばれたのだ。その日から、平穏で堅実だった剛の毎日は激変し……!?

荒唐無稽な設定を、問答無用の説得力で描き切る!!
読み出したら止まらない☆ 嬉野君、衝撃のデビュー作!!(裏表紙より)

面白かった! すごく楽しかった。わくわくした。きゃっきゃした。天才で天災を呼ぶ坊ちゃまと腕っ節の強い男子高校生のお話。色々ものすごい設定で、とても面白かった! 『コックローチの霊が取り憑いている』でもうのめり込んでいたような。
小さな家庭に新しい家族が増えたような、あったかい雰囲気も素敵でした。ご近所での宴会でも温かい気持ちになる。剛自身にも変化があったようで、いいお話だなあとも思いました。
スミスと末太郎の病院でのシーンは、ジジ好きにはたまらない。
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花咲く丘の小さな貴婦人 寄宿学校と迷子の羊 (花咲く丘の小さな貴婦人シリーズ) (コバルト文庫)
両親をなくしたエリカは、唯一の身寄りの祖母に会うため父の故郷イギリスへやってきた。だが日本人を母に持ち地主階級(ジェントリ)の自覚なく育ったエリカは、孫と認められず祖母に会わせてもらえない。途方にくれた彼女は、祖母の知り合いが校長をつとめる寄宿制の女子校を訪れ、貴婦人(レディ)となるための教育を受けることになる。決意を新たにするエリカだったが、そこは男子校が隣接する少し変わった学校で!?(カバー折り返しより)

面白かったー! 主人公エリカの真っすぐなところはとても好感を持てる。物怖じしないところがかわいい。頑張る女の子がきらきらしてる。新しい女性像が生まれつつある時代の、眩しいところを見た気がしました。寄宿学校の色々や、家柄、女の子の仲良しや、男の子たちのプライドなんかも、すごくきゅんきゅんでした。
結末にはもう、家柄の良い家の当主に認められる、というところの美味しいところがぎゅっぎゅっと詰まっていて、とてもいいお話を読んだと思いました。
おすすめされた本だったのでした。面白かったです! 続きも揃えるぞー!
死神姫の再婚 -飛べない翼の聖女- (B’s‐LOG文庫)
春の訪れを喜ぶ祭りとともにアリシアの誕生日が盛大に祝われる中、ジスカルドの使者からもたらされた報せにより、カシュヴァーンたち一行はラグラドールへ向かうことに。バルロイやレネの歓迎を受けて暴君夫が様々な探りを入れる裏で、初めて目にする海に大興奮のアリシア。しかし、突然の襲撃によりルアークが負傷、<翼の祈り>の本拠地へとさらわれてしまう……!! そこで、ついに“聖女アーシェル”と対面するが——!? たったひとりの、特別な王子様の元へ帰りたい! 夫婦の愛に、「波乱」含みの第8弾!!(裏表紙より)

カシュヴァーン乙女化に噴く。この夫婦、ばかっぷるすぎる!(ごろごろ) 合間に挟まるせくしーなエピソードに、一体いつになったら夫婦になるんですかとカーシュを問いつめたい。困らせたい。一巻から思うと、カシュヴァーンはすっかり丸くなりました。アリシアのおかげだというのがまたときめきポイントです。でも登場人物がめちゃくちゃ増えて大変そうだなあ……。
海へ落下→泳ぐ→助けられる→寒い暖めなくては……! のコンボににやにや。その後のエピローグのやりとりもにやにや。
一方で情勢はとても不安定で、一体どういう決着がつくのか分からなくてどきどきします。まだまだ謎は多いので、続きも楽しみ。
Z戦場のマイ・フェア・レディ (角川ビーンズ文庫)
仕立屋で働くアニスは、天使のような愛らしさをした店の看板娘……だけど、服装のセンスは最悪、性格はがさつで、言葉づかいもひどいありさま。そんな彼女の夢は、憧れの王子様の衣装を作ること♥ ところがある日、謎の美少年と、そのお付きの青年によって、アニスは動物園の国・バスティアスへと連れ去られてしまった! そこで彼女を待ち受けていたのは、厳しいマナーレッスンと求婚者、そして命を狙われる日々で……?(裏表紙より)

『A戦場のプリンセス』と同世界の別物語。この巻でタイトルの意味が分かったー! AはアミューズメントパークのAだったのか。今回Zは動物園のZ。ちょっとだけ紹介文に微妙な偽りがある気がする……(マナーレッスンは連れ去られる前)
Aよりも読みやすくて、テンションが高くて面白かったです。アニスの性格が元気よくてかわいい。もうちょっと事件があっても面白かったかなあと思いながら、衣装がーとか王位がなんだと言っているのは楽しかった。
聖少女 (新潮文庫)
自動車事故で記憶喪失におちいった未紀のノートにしるされた過去——「パパ」を異性として恋した少女の崇高なまでに妖しい禁じられた愛の陶酔を強烈なイメージで描いて、特異な小説世界をくりひろげる。未紀と青年Kとの愛、未紀と「パパ」との愛、Kとその姉Lとの愛、三つの愛の錯綜した展開のなかに、不可能な愛である近親相姦を、選ばれた愛に聖化することを試みた書下ろし作品。(裏表紙より)

読んだのは版が古いものですが、こちらを貼っておきます。
愛は愛でも、毒を含んでどろどろとした泥のような愛ばかりが出てくるのですが、読み終えた後は不思議と静かな気持ちになりました。あんまり後味がいいとは言えないのになあ。
少女・未紀の愛にはあまり感動することはなかったのですが、確かにこれは聖「少女」だなあと感じたりしました。でも、未紀のノートの部分はとても興味深く、面白く読みました。という点では、私は最初からこれは小説なんだろうとは感じていたのかな。
これはもう少し繰り返して読みたいなあ。まだ消化しきれていない。
遠征王と秘密の花園 (角川ビーンズ文庫)
最愛のいとこどの(ゲルトルード)の結婚にショックを受けるアイオリアのもとへ、さらなる衝撃報告がもたらされる。第一寵妃のオクタヴィアンが後宮を“卒業”するというのだ。彼女の引退をなんとしてでも阻止したいアイオリアに、オクタヴィアンは交換条件を申し出た。曰く、「《花園》に殿方を入れてくださいませ」……。
後世に遠征王と名高いパルメニア王アイオリアI世(注:♀)の後宮《花園》をめぐる、必笑ファンタスティック・ストーリー!(裏表紙より)

『運命よ〜』の前ぐらい、後宮が解体されていく少し前のお話。いきなりとてもファンタジーになっていましたが、とても楽しかった。扉を開けた向こう側、というのはとても好きです。この世界、すごく深くて果てがないのだなあ。しかしそろそろ過去の人の名前とどういうことをしたのかというのが一致しなくなってきたので、まとめが欲しい。
番外編という位置づけでも、大きなお話の一部なのだというのが、最後のゲルトルードとソフィーの会話で分かって、幸せな気持ちで本を閉じた。こういう、回想とか、邂逅とか、時間を越えて何かを思うというのに弱いんだ。
遠征王シリーズ、とても面白かったです!
運命よ、その血杯を仰げ―遠征王と隻腕の銀騎士 (角川ビーンズ文庫)
敵国ホークランドの地で、ミルザ将軍のもとに囚われてしまった女王アイオリア。一方パルメニアでは、大公ゲルトルードの命をうけた銀騎士ナリスが、主君奪還のために動き始めていた。
「……わたしはただ、あなたを守る剣でいたかった」
「そんなふうにおまえに側にいてほしいわけじゃない!」
消えゆく命、ほどける糸、そして闇の中で見失い、光の中でふたたび手に入れるものとは?——遠征王、その最後の遠征!(裏表紙より)

コメディでライトな陰謀ものだった一巻がここまでシリアスになろうとは! しかしどっちも好みです。すごいシリーズだったなあ(もう一巻あるけれど)。登場人物たちがそれぞれ闇を抱えながら、大切な光をそれぞれの胸に宿し……その結末。
光を手にしたかったというのは共通してあるだろうけれど、女性陣は母親になりたかったのだなあと思いました。子ども、母親、血縁あるいは血というキーワードがものすごい因縁をまとってシリーズで語られているような気がして、ぞくぞくとしました。特にベルディナッドのくだりは恐ろしすぎた。人間はどこに立っているのかというベルディナッドの叫びが。

「自分の作り出した闇の上だ。おまえたちは、生きている以上、光の上を一歩も歩くことはできぬ!」
尾のない蠍―遠征王と流浪の公子 (角川ビーンズ文庫)
歴史はあるがお金がない弱小国ボッカサリアの少年王に、後ろ盾めあてで求婚されてしまったパルメニア女王アイオリア。
だが訪問先で、いまや敵国ホークランドの将軍となったかつての夫、“蠍の”ミルザと再会して……!?
「約束を覚えていますか? わたしのプリマジーナ(いとしいひと)」
自分のために王位を捨てろというミルザ。さしのべられた手にあるのは、愛か憎悪か。——遠征王、その治世最大の危機!(裏表紙より)

中盤からの展開がそれまでと違ってこわい!(いい意味で) 遠征王シリーズは、誰かしらものすごい暗闇を抱えてるなあ……。それが面白いんだけれど、救われることはあるんだろうか。刻々と変化していく世界と、刻まれていく歴史が、とてつもなくおそろしいものに思える。
ボッカサリアのルキウスの見たアイオリアが、多分一番正確なアイオリア像なんだろう。色々な顔を持つアイオリア、甘え上手のひと。そのアイオリアがルキウスを導いているところは、本当に正しい王という感じなのに。周囲と己がそれを許さないというのは、なんだかやるせない。
レッド・アドミラル    潜入捜査は戦乱の幕開け (角川ビーンズ文庫)
「私にしかできないことだろう? ならば、達成してみせる」
実力が認められ、憧れの艦長・ランセが指揮を執るレーン号の副長になったロディア。王から受けた新たな任務は、ランセと犬猿の仲であるコーツ艦長との共闘だった!! 問題だらけの出航、次々と襲いかかるトラブルにたち向かうクルー達だったが、起死回生を賭けた作戦は、ロディアの命を懸けた潜入捜査で!?
深紅の美しい薔薇が激しく舞い踊る、海軍出世物語、第2弾!!(裏表紙より)

登場人物が濃いレッド・アドミラルシリーズ。「大好きだ!」という言葉が色んな人から飛び交う話はとてもめずらしいんじゃないだろうか! しかしみんな仲良しでにやにやです。何があっても、みんなはお互いのことが大好きなんだなあ! あとやたらと手に口づけたり、頭を撫でたり、スキンシップが多いのににやにやする。ランセとロディアはお互いに無自覚で触ったりなんだりでときめきすぎる。
そしてロディア男前! 女だと自分でも忘れてたところにぶっと噴いた。潜入調査はロディアらしすぎて面白かった。そして夜会で踊る→救出、っていうのはもうときめきだな! 顔が壊れるかと思った(にやにやしすぎて)
この巻は色んなエピソードが詰まってて楽しかったですが、アスファル帝国の皇子たちは後にも出てくるのかなあ。色んな変人が集まってて、今後が楽しみ!
レインレイン・ボウ (集英社文庫)
高校ソフトボール部仲間の通夜で再会した、七人の女性たち。二十五歳を迎え、それぞれが悩みやトラブルを抱えていた。過酷な仕事に疲れた看護師、厄介な職場で奮闘する栄養士、過去のあやまちを引きずる主婦……。彼女たちは、傷つき、迷いながら自分だけの答えを見つけていく——。ミステリのエッセンスを加えながら、前向きに生きようとする女性の姿を描いた、爽やかな青春群像劇。(裏表紙より)

再読。加納さんの文章が心地よい上に、どういう話か忘れていることもあって、久しぶりに読んで面白かったー。この本を見ると、頭の中に青いビニールシートが浮かんでいたので、無意識に話は覚えていたっぽい。裏表紙の紹介文はちょっと薄暗い、罪に苛まれている感があるけれど、私の印象としては、女性たちの群像劇を明るくして少しの謎を追う、爽やかな話だと思う。
群像劇ならではの、ある視点から見た他者が、他の人物から見たら違う、というところが面白いな。本人の認識とも違っている。
「雨上がりの藍の色」が一番好き。ちょっとした事件と、主人公が快進撃的な行動をしてくれるのは気持ちいいなあ!
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Author:月子
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