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レインレイン・ボウ (集英社文庫)
高校ソフトボール部仲間の通夜で再会した、七人の女性たち。二十五歳を迎え、それぞれが悩みやトラブルを抱えていた。過酷な仕事に疲れた看護師、厄介な職場で奮闘する栄養士、過去のあやまちを引きずる主婦……。彼女たちは、傷つき、迷いながら自分だけの答えを見つけていく——。ミステリのエッセンスを加えながら、前向きに生きようとする女性の姿を描いた、爽やかな青春群像劇。(裏表紙より)

再読。加納さんの文章が心地よい上に、どういう話か忘れていることもあって、久しぶりに読んで面白かったー。この本を見ると、頭の中に青いビニールシートが浮かんでいたので、無意識に話は覚えていたっぽい。裏表紙の紹介文はちょっと薄暗い、罪に苛まれている感があるけれど、私の印象としては、女性たちの群像劇を明るくして少しの謎を追う、爽やかな話だと思う。
群像劇ならではの、ある視点から見た他者が、他の人物から見たら違う、というところが面白いな。本人の認識とも違っている。
「雨上がりの藍の色」が一番好き。ちょっとした事件と、主人公が快進撃的な行動をしてくれるのは気持ちいいなあ!
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