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花咲く丘の小さな貴婦人 寄宿学校と迷子の羊 (花咲く丘の小さな貴婦人シリーズ) (コバルト文庫)
両親をなくしたエリカは、唯一の身寄りの祖母に会うため父の故郷イギリスへやってきた。だが日本人を母に持ち地主階級(ジェントリ)の自覚なく育ったエリカは、孫と認められず祖母に会わせてもらえない。途方にくれた彼女は、祖母の知り合いが校長をつとめる寄宿制の女子校を訪れ、貴婦人(レディ)となるための教育を受けることになる。決意を新たにするエリカだったが、そこは男子校が隣接する少し変わった学校で!?(カバー折り返しより)

面白かったー! 主人公エリカの真っすぐなところはとても好感を持てる。物怖じしないところがかわいい。頑張る女の子がきらきらしてる。新しい女性像が生まれつつある時代の、眩しいところを見た気がしました。寄宿学校の色々や、家柄、女の子の仲良しや、男の子たちのプライドなんかも、すごくきゅんきゅんでした。
結末にはもう、家柄の良い家の当主に認められる、というところの美味しいところがぎゅっぎゅっと詰まっていて、とてもいいお話を読んだと思いました。
おすすめされた本だったのでした。面白かったです! 続きも揃えるぞー!
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