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読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
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どん底の生活を送る劔はバンド活動もうまくいっていないある日、友人の勧めで松浦亜弥のMVを見て、涙を流す。それからハロプロにハマった劔は、同じくハロプロを応援する仲間たちと知り合い、アイドルオタクとして騒がしくも楽しい日々を送り始めた。だが人生の転機が各々に訪れ……。

ハロプロを愛する人たちの青春。こんなにも好きなものがいて、意見を戦わせながらも一緒にいられる仲間がいて。めちゃくちゃ幸せな時間は、でも永遠ではないという、アイドルの存在にも似た輝きが切なくも愛おしい。
生きていかなければならない現実だったりなんだり。でも病気というのはきつい……。死が目前にあるという現実にはっとさせられる。こうして唐突に終わりが来るんだ、って思ってしまって。
しかしみんな本当にこんなに無茶苦茶だったんだろうか。盛ってない? って思ってしまうのは個性が強い人たちばっかりだから。トラブル起こしすぎだよ!
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「セサミ・ストリートへ愛を込めて エルモに命を吹き込んだ人形師」
世界中で放送されている教育番組「セサミ・ストリート」。登場するメインキャラクターのエルモの人形師であるケヴィン・クラッシュと彼の周辺についてのドキュメンタリー。

私は「セサミ・ストリート」はほとんど通ってきていないんですが、長寿番組がどういう意味を持っているのか、朧げに想像できて。この番組に魅了され、男らしくないと言われることを覚悟で人形を作り、やがて人形師になったケヴィンのような人間を育てるためにあるのだと思います。こうなりたいと思うものを、諦めず、挑戦して、やがて夢を叶えるという。
尊敬する人形師のこと、自分より下の世代の子どもたちが彼らを含めて知っていることがじわーっと感動したなあ。こうやって受け継がれていくんだという。
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暴力団の若手組員の三人は、ある大きな失敗をした結果、組長命令でシノギのためにアイドル活動をさせられることになる。強引な性転換手術と全身整形の結果、地下アイドルならぬ裏路地アイドルの『ゴクドルズ』となるが、生まれてから男として生き、極道にまでなった彼らに「アイドル」を演じることは困難すぎ……。

アニメは視聴済み。実写があるってマジかよと思って見ましたが、実写も破壊力が高すぎた。インパクトでかすぎで笑うしかない。あと組長があまりに格好良すぎて惚れる。あの喋り方がばっちり似合いすぎててときめきが止まりません……!
極道とアイドルとのミスマッチがとても面白く、コメディながらも男性と女性の振る舞いや違いを描いていてなるほどなあと思うところもあり。アイドルらしい活動をしているシーンがライブくらいしかなかったので、もっとめちゃくちゃに可愛いところ(中身はおっさん)が見たいな!
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フリーライターの正隆は、雪映という妻がありながら新聞配達員の萌と不倫をしている。だがある日萌が妊娠。保身のために堕胎を要求するが、夫の不実に我慢の限界を迎えた雪映の言葉で、すべてをやり直そうと決める。だがすべてを失った萌はそれを許すことができず、また雪映の妊娠を知って狂気に走る。これが離婚していないだけだった夫婦の「殺人共同生活」の始まりだった。

怖い。面白い。えぐい。ひりつくようなサスペンス。不倫相手を不可抗力で死なせてしまい、それを隠蔽したことで追い詰められていく二人。必死に姉の行方を探す弟と、二人を脅す半グレのガールズバー店長と、本物のヤクザに追われる一方、正隆がすべてを諦めた原因についても描かれていて、ああもうすべてが噛み合っていなかったんだなあ……とあまりに哀れなんですが、どうしようもなくクズなんだよなあ……。
そんなクズっぷりがひどい正隆に、何もかも終わらせようとしたところで救済が入るのが、美しい絶望。もっと早くに知りたかった、わだかまりを解消できていたら、と思わずにいられなかった。
しかし最後、雪映は罪に問われなかったんだな……。二人で子どものために黙っていることにしたのか。だから「離婚してないだけ」でいられるのか。二人をつなぐのは未だ罪だというのはなんとも……。
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生命保険会社に勤める遠藤愛は、SNSでいいねを求めるあまり、婚約者にふられてしまう。同じ日にスマホを落とした愛は、拾い主からそれを受け取るべく待ち合わせ場所に向かうが、そこは地下アイドルグループ「サニーサイドアップ」のライブが行われるライブハウスだった。むしゃくしゃしている愛はライブ中、メンバーの一人である栗本ハナに暴言をぶつけるが、この出会いをきっかけにハナを推しとして追いかけるようになっていき……。

「地下アイドル」「推し活」「ファンとストーカー」を描いた作品。「推しました」は実は「押しました」にかかっており、冒頭で主人公である愛が誰かを突き落としたらしいこと、その理由となるすべての始まりから語り始めるところから物語は始まる。
いいねが欲しい、きらきらした自分でいたいとプライベートを切り売りする愛や、地下アイドルやファンに対して偏見を持っているところを躊躇なく描いているところが、だいぶ「うわああああ」と頭を抱えたくなる感じでしんどいんですが、少しずつ愛が変わっていくと物語にも希望が見え始めてくる。けれど事件が起こる瞬間が近付いてくるのがもうはらはらどきどきで……。
真相はだいたいこんなところかなとはわかってはいたんですが、そこに至るまでに躊躇わずに愛が行動を起こしたこと、区切りをつけた後にちゃんとハナが真実を話しにきたことがすごくよかった。本当に好きで応援したい。その思いに応えたい。その二つが上手く釣り合ったからこその結末だった。
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高田&鳥山! 英輔の悪友、ついに悠香と初遭遇——!?
奇跡のようなクリスマスを過ごした悠香と英輔。ところがどっこい二人の仲は進展まったくナッシング。逆に慎重になってしまい距離を縮めることのできない二人だが、そこに訪れる次なる奇跡! 悠香の部下・鳥山が英輔の友達であることが判明する。もう一人の悪友・高田とも知り合いにぎわう彼らの人間関係だが、プレイボーイ高田は悠香を気に入った模様で!? やきもきの渦が二人に襲いかかる——!
甘くて苦い、大人気ムズキュンラブストーリー、第2巻登場!!(裏表紙より)

高校教師に恋した生徒、卒業して社会人になった後、合コンにてその先生に再会。大人になった二人のじれじれもだもだ恋模様の第2巻。1巻を読んでからだいぶ間が開いてしまったんですが、ここまでこじらせていたのか? と苦笑いしてしまった。素直になれないって、大人って不便だなあ。
やっぱり第三者が絡むと物事は良い方にも悪い方にも動くよな。しかし高田さんはちょっと理解力高すぎでかわいそう。幸せになってほしいなあ。
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インド育ちのわがまま娘・メアリがひきとられたのは、イギリスのびっくりするほど大きなお屋敷。そこでメアリは、運命的に1つのカギを手に入れる。それは10年前に閉ざされたまま、だれも入ったことがないという〈秘密の花園〉のカギ。大人の力をかりずに庭を生き返らせようとがんばるメアリに、屋敷にひきこもっていた病気がちな男の子コリンも心を動かされて…子どもだけが入れる秘密の庭で奇跡がおきる!(裏表紙より)

「秘密の花園」の児童向け超訳版。多分もっとメアリはインドとイギリスの暮らしの違いに戸惑うし、コリンも含めてわがままもひどいんだろうけれど、優しい人たちに囲まれてすぐに心を癒され「いい子」になる。
児童書らしいなあと思ったのは、恐らく身分差があるメアリ、コリン、ディコンがそんな大人の事情なんて関係なく仲良くしているところ。これがすごくよくって! 本当の友達や味方になったんだろうなあと嬉しくなりました。
じーんときたのは、クレイヴンが帰国を決めるところ。きっと庭にはずっとずっと彼女がいて、子どもたちのことも見守っていたんじゃないかなと想像すると泣けてしまう。
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異篇卿イグニドによって告げられた事実に混乱する天結宮。帰還したシェルティスは上層部によって身柄を拘束されてしまう。そんな中、シェルティスの過去やユミィとの関係を知ったモニカは心を閉ざしてしまい……(Amazonより)

シェルティスが魔笛を宿していることが知られてしまい、混乱する天結宮。ユミィですらその混乱から逃れることはできず、誰もが助け合うこともできない状況。
けれども思ったより酷すぎることにはならず、シェルティスは一応助かり、部隊に合流して、作為のある過酷な任務に就く。とりあえずモニカや仲間たちとのすれ違いがなんとかなってよかった!! 本当によかった!!! 孤立無援でないだけで勝ち目がある、きっと。
しかしびっくりしたのが黄金のマハさん。そんなんあり!? いやでもときめくなそれは!!!! と思ったので今後の展開が楽しみです。
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公爵令嬢エリシアはある日、『この世界』が前世で自分がシナリオを書いた同人乙女ゲームだと思い出す。しかしメインヒーロー・セドリックの義妹である『エリシア』は病弱で、シナリオ通りなら数年以内に死んでしまう脇役。――いや、死ねない! なぜならこのゲーム、バッドエンドでは攻略対象達はみんな〝ヤンデレ化〟するのだ。妹思いの優しい義兄セドリックも、エリシアの死がきっかけで『監禁ヤンデレ』に……! ヒロインもヒーロー達も我が子同然。彼らを不幸にするわけにはいかない! エリシアはヤンデレルートを潰し、彼らをハッピーエンドに導くと決意するが……?(Amazonより)

同人ゲームの作者だった主人公は、完成したゲームを前に祝杯を上げていたその日転落死し、目が覚めると自作の登場人物として転生していると知る。病弱でこのままでは死んでしまう! と健康を意識して過ごして自らを改革、また自身の困った性癖であった「ヤンデレ」を描いてしまったこの作品世界の平和のため、攻略キャラたちの人生を修正しようと義兄(攻略キャラのひとり。修正済み)の力を借りて奔走する。
夢中文庫の作品は短めで「物足りない!」となることもあるのですが、これは短さを活かす形でよくまとまっていて面白かった。無理やり登場人物の掘り下げをしたりすることもなく、みんな幸せにしようという作者としての責任感が興味深くて面白かったり、TL作品らしく色っぽいところもあったり。ただ、年下になる義兄との恋の成就はもうちょっと葛藤してもよかった気がします。
メインヒロインとのやりとりがオチになるのも楽しかったな。そういう感じの子か! 笑った。
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「覇権」、それはシーズンごとに新作が発表されるアニメのうち、最も話題になった面白いアニメ作品を表す言葉。覇権を取ると、その時期二人の監督作品が注目される。名作を生み出したが音沙汰のなかった監督・王子千晴の復帰作と、新人監督・斎藤瞳の監督デビュー作。だがアニメの制作現場はただではいかず忙しい。製作委員会、各制作会社、スタッフ、そして監督自身もただではいかず……。

辻村深月作品。原作がめちゃくちゃ面白くて、最近番外編集も読んだので、実写映画に手を出しました。
いかに「ハケンアニメ!」という作品としてまとめるかというところに重きがあったように感じられて、主要登場人物の香屋子、王子、瞳、行城、和奈といった面々の息苦しいほどの葛藤は薄め。「どうしてわかってくれないんだ!?」という仕事に対する苛立ちやままならなさへの共感を強める感じだったように思います。「成功」を描くには「覇権を取る」という目標と結果がわかりやすい。
瞳が最後に子どもたちを見て声を漏らすところ、すごくよかったなあ。ここが一番辻村作品っぽかったかもしれない。
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Author:月子
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