読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
何者かに攫われたユナを追い、〈火馬の民〉の集落へ辿り着いたヴァン。彼らは帝国・東乎瑠の侵攻によって故郷を追われ、強い哀しみと怒りを抱えていた。族長のオーファンから岩塩鉱を襲った犬の秘密と、自身の身体に起こった異変の真相を明かされ、戸惑うヴァンだが……!? 一方、黒狼熱の治療法をもとめ、医術師ホッサルは一人の男の行方を追っていた。病に罹る者と罹らない者、その違いは本当に神の意思なのか——。(裏表紙より)
病を放った首謀者たちとついに遭遇するヴァン、囚われの身となったホッサル。ユナを追ってきたヴァンはホッサルたちと出会う、ついに二つの道が交わった第三巻。
しかしヴァンの遭遇した状況はなかなか辛いな。残っていた身内をも巻き込む形でこの陰謀が動いていると知ってしまった。戦って、人を殺して、死にたいと思ったことがあるヴァンだから彼らの気持ちを理解し、受け止め、自分の答えが出せることの尊さを思いました。排除するのではなく、そこにあると知って認める、きっとそれがいまできる最良のことなんだよな……。
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