読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
派手に学校生活を楽しむツリーは、十八歳の誕生日を迎えた日、謎のベビーマスクの男に殺された。けれど目覚めると誕生日当日の朝。ループしている状況に気付いたツリーは死を迎えることのないよう手を打っていくが、なかなかループから抜け出すことができず……。
わがまま身勝手なツリーは、死んだことで同じ一日を繰り返すループから逃れようとするが、もちろん簡単にはいかない。
ループものというと結構悲壮感が出たり色々とすり減っていったりするものですが、この作品はトーンが明るい。色々と問題のあるツリーが死んでしまうのも致し方ないと思えるところから、少しずつ言動が真人間に変わり、ループの原因や殺人犯に迫っていく展開とリンクしていく話運びにテンションが上がっていく。最後の最後に本当の黒幕を蹴り落としたところは「やりおったー!」と思いながらも爽快で、まさに「ハッピー・デス・デイ」だと思いました。
PR