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オクターバー・ガール 螺旋の塔に導くものは (徳間文庫)
 僕は音楽を聴くと、その音楽の世界に意識が飛ぶ“特異体質”の持ち主。でも同級生の静原秕奈の歌声には参った。僕は完全に現実を離れ、すっかり異世界に取り込まれてしまったのだ。こんな鮮烈な体験は珍しい。現れたのは螺旋の塔。そして最上階には少女がひとり閉じ込められていた。彼女はいったい何者? 個性的な登場人物たちが織りなすユーモラスで切ない、ひと夏の音楽ファンタジー。(第9回トクマ・Edge新人賞受賞作)

音楽を聴くとその世界に意識が飛ぶ、高校一年生の少年が、友人とともに行ったライブハウスで歌っていた同級生の少女と出会う話。高校一年生の夏、不良な友人との友情、個性的でアウトローのようだけれど心優しい大人たち、そして過去の後悔と寂しさと。徳間書店の新人賞ってこういうラノベっぽいような、でも優しくて温かい話を出してくれるので好き。
音楽世界に没入するって、本当に異世界に飛ぶような感じで、そこの住人と会話するので最初はちょっとびっくりしたんですが、そうやって自分と、そして音楽を通じた世界と対話している感じが好きでした。
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