読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
一気読みして号泣して、大好きだと咆哮した物語の、外伝がついに出た!
三月と夏草の昔の話や、本編のその後、金星特急に関わった人々が何をしているのか、という中短編集で、とても満足しました。
アルベルト殿下はやっぱり殿下だった。最後の言葉がもう、ぶわっと涙腺を殴ってきた。泣くしかなかった。
ユースタスと砂鉄が仲良さそうでよかった。世界の果てまでも二人で、という感じだなあ。どこにも留まらないけれど、二人でいるからそれでいい。
三月と夏草の話は泣くしかないのでもう……もう……。
大変な旅物語の後は、普段通りの日々と、これから何が起こるか分からない不安を抱えているものなんだろう。錆丸と娘のその後が、もうほんっと可愛くて! 可愛くて! 大切で、切なくて……。家族って、いいなあ。男の子は、お父さんになったんだなあ。でもまだ男の子はそこにいるんだ……。じわっとして、本を閉じた。
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