読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
東京の強豪校からやってきた才能あふれる問題児・灰島、身体能力は抜群なのに性格がヘタレな黒羽、身長163cmの熱血主将・小田、クールで謎多き副将・青木……。目指すは全国。地方弱小チームの闘いが始まる!(帯より)
どこかで心を傷つけてしまった天才と、彼に感化されていく秘められた才能の持ち主、そして彼らの仲間となって全国を目指していく高校生たちの、爽やかな青春小説。面白かった! 面白かった! かけがえのないものを見つけて、人との繋がりに楽しい気持ちを獲得して行く彼らが本当に泣けるほど爽やかでいとおしかった!
天才に引っ張られていく少年が、今度は逆に底から引っ張り上げられる、そういう関係性が熱い! こいつには見捨てられたくない、認められたい、という気持ちって、本当に何よりも強いよなあ。そういう関係があることが、すごく嬉しくて、大切に感じる。
このメインの二人だけではなくて、先輩たちの立ち位置もすごくいい。絶妙に、大人になりつつある青年たちの姿が、かっこいい。
私のお気に入りは棺野くんです! 大事な時に大事なものを間違えずにいられる男の子は最強だと思う。
もっと読んでいたいし、追いかけていたい男の子たちだった。面白かった。
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