読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
30年前シャンソン歌手としてデビューしたパリで“食いしん坊”に開眼した著者が、日本料理はむろん世界の歌の友人たちから仕込んだ素敵な料理とその調理のコツを、こっそりあなたにお伝えする“料理+シャンソン”エッセイ集。読んだら、きっと食べたくなり、作ってみたくなる、とってもおいしくてちょっぴりシミジミする本です。(裏表紙より)
1983年の本。読んでいたら作りたくなったので、ヴィシソワーズスープを作りました。
料理のおいしそうな描写が、今読んでも全然色あせていなくて、食事前だったのでお腹を鳴らしながら読んだ。石井さんの言葉選びが好きだ。文章の書ける人は、本当に品のいい文章を書かれる。
料理もいいのですが、石井さんの日常が垣間見えるのがとてもいい。外国人の友人たち、仕事のこと……。料理というものを通して、それを食べている人が見えるというのはいいな。本当に食べ物を大事にしていらっしゃるんだろう。
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