読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
学園祭の企画準備で、夏休みに鈴原泉水子たち生徒会執行部は、宗田真響の地元・長野県戸隠で合宿をすることになる。初めての経験に胸弾ませる泉水子だったが、合宿では真響の生徒会への思惑がさまざまな悶着を引き起こす。そこへ、真響の弟真夏の愛馬が危篤だという報せが……。それは、大きな災厄を引き起こす前触れだった!(カバー折り返しより)
アニメを見てから読む三巻。SMFやおじいちゃん周りの話があって、戸隠の派閥が感じ取れるようになっていると思いました。こうしてみると、泉水子も深行もどっちつかずでみんな落ち着かないんだろうなあと思う。主人公たちが道を決めないとなかなか方向が決まらないので、「普通になりたい」という願いは難しいことなんだと感じます。
このシリーズで感じることだったんですが、「RDG」って、結構神霊やその他特殊能力に関することをすべて説明し切らずに進めるよなーと。明確にすると雰囲気が壊れたり読者の考え方が破綻してしまうからなんだろうか。きっちり考えてあるのに、こういうものなんだと臭わせる程度にしてあるのが面白いな! 真響、真夏、真澄の関係性が特にそう思う。
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