読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
想いが通じ合ったレクスとジャスティン。しかしレクスの寿命が残りわずかな事を知ったジャスティンは葛藤する。また魔界の双方の王・キュリオスによって、レクスは瀕死の重傷を負い、魔界へと連れ去られてしまう。その隙に退魔庁が魔界の植民地化を企てクーデターを起こし、魔界でも人間との全面戦争に動きが出始める!! ジャスティンはレクスが不在の中、このピンチに立ち向かうが!? ゴシックファンタジー感動の完結巻!!(裏表紙より)
面白かったー! コメディとラブ、楽しかったです。前巻が心配なところで終わったので、どきどきしながら読んだら、ジャスティンは最後までジャスティンらしく、自分の出来ることをやる女の子だったなー。
思いがけずレクスがあっさり戻ってこられたのに、もうちょっとだけどきどきしたかった! と思いつつ、最後は人間側を止めるために、という戦いがとても燃えました。一番恐ろしいのは人間なんだろうなあ。
ベネットとアンドレアは、大人なのにあまりにも幼いので心配になりました。決着の付け方もやるせない。
やるせないと言ったらキュリオス。彼は最後非常にいい役で、うっかりうるっとしてしまった。彼は結局何を得ることができたんだろう……と考えると、何故かきゅんとします。
ルーナエは最後の最後でもぐーんと成長し、エルデンは最後までかっこよかった! エルデンが戻ってきたところ、彼が男前過ぎてきゅんとしました。
伯爵がやっぱり『お父さん』なのに噴き出し、悪魔のノリが非常に軽いのに噴き出し、あとがきの「硫黄の煙の代わりにバラをまけ!」に撃沈。そうだよなーやたらとバラまいてたなーと思ったらだめでした。
非常に楽しいシリーズでした。
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