読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
人と獣の姿を持つ不思議な存在、花犬。そしてその花犬を相棒に狩猟をする花操師。花操師見習いのコトナは、過去にあった花犬との辛い別れが原因で、現在の相棒セキとの関係がぎくしゃくしていた。近く行われることになっている、花操師への昇格試験の合格も危ぶまれる中、凶悪な花犬が出没し、多くの犠牲が出たという。それは、かつてのコトナの相棒である花犬ハルシを殺した相手で——!?
きみのおtなりに、ふさわしい自分でいたい——。(裏表紙より)
独特な世界観の民族風ファンタジー。とても可愛らしいお話で、花犬たちが可愛いこと!
犬を使うということと、犬の好物である植物や薬学が詰め込まれた作品で、花を食べる犬って可愛くてロマンチックだなあと思いました。
お話としても、パートナーであること、どういう風に相棒になっていくかにはらはらさせられて、素直な気持ちを伝えて本当にパートナーとなった二人に心からほっとしました。喪失を乗り越えた登場人物って健やかで伸びやかでとても眩しい。
シャリジとスールがまたいい感じで、意地悪なシャリジはともかく笑 スールの人懐っこさにはずいぶん癒されました。
とても可愛らしいロマンあふれるファンタジーでした。
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