読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
病に倒れたマインは一命を取り留めたものの、その「身食い」の影響は大きかった。完治はできないばかりか、治療には貴族が所有する高価な魔術具が必要という。再発までに残された期間は一年。それまでに家族の元を離れて、貴族と共に生きるのか、運命に身をゆだねるのかの決断を迫られてしまう。限られた時間の中で、マインは「本に囲まれて、本を読んで暮らすこと」を夢見て奔走するのだった。
やがて、季節は流れ、彼女の世界が大きく動き出す出会いが訪れる……。
少女の夢と家族の愛が試されるビブリア・ファンタジー。大増ページで贈る、感動の第一部完結編! 短編集+書き下ろし番外編×2本収録!(カバー折り返しより)
第1部完。マインの洗礼式という区切りで、行きたい方向が決まるんですが、本があるところがいいという感じのマインの選択がなんだか苦笑い。作るよりもやっぱり読みたいんだろうなあ。
マインの視点からは見えないところで、実はものすごく街が(もしかしたら世界が)揺れ動いているのではないかという短編も入っていて、マインの今後が楽しみでいてちょっと怖い。マインと周りの人たちが幸せな人生を送ることができますように……。
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