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レッド〈下〉 (MIRA文庫)
ハリウッドで若手カメラマン、ジャックのアシスタントになったベッキー・リンは、やがて彼に恋するようになる。しかしジャックには、父親でファッション写真界の巨匠ジョヴァンニ・トリアーニと異母兄カルロを見返すという野望があった。彼女を襲う新たな裏切り……。美貌と才能を開花させ、瞬く間にスーパーモデルへの階段を駆けのぼったベッキー・リンは、真実の愛をつかめるのか。心を揺さぶるドラマティックなノンストップ・エンターテイメント。(裏表紙より)

面白かったー! ドラマティックで、サクセスストーリーでもあり、ロマンスでもある。様々な裏切りやすれ違いがあって、とても面白かったです。特にベッキー・リンの成功は面白かった! 思ったところとは違う形でも実現して、おおっと思いました。
ジャックのアシスタントになったベッキー・リンは、ある出来事から彼に過去を告白し、彼に愛され、それ以上のものを望むようになる。けれど、父親への復讐に取り憑かれた他を顧みないジャックはベッキー・リンを遠ざけようとする……。作中では公然と枕営業が当然だという話をしているんですが、それでもベッキー・リンの境遇がそれを真っ向から否定してくれる。そして彼女は成功する。
様々な親と子の関係も描かれており、最後にベッキー・リンが対峙するのはそれなのですが、彼女はきっとうまくいく、という確信めいたものを感じます。強くなったヒロインに拍手をしたい。
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