読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
19世紀、イギリス——。いま、社交界で注目を集める伯爵令嬢のメアリ。なぜなら、彼女は「赤ん坊の頃、乳母に誘拐され貧しい下町で育った少女」だからだ。ある牧師によって見つけだされ、伯爵家に戻って数年経った今でも、メアリの噂が消えることはなかった。そんなある日、美貌の青年伯爵が奇妙な頼みごとをしてきた。それは、メアリの秘密にまつわることで…!? 2012年ロマン大賞受賞作!!(裏表紙より)
とても可愛らしいお話でした。ただのヴィクトリアものじゃなくて不思議要素もあって素敵だった!
下町で育ち、ようやく生家に戻ってきた伯爵令嬢メアリには二つの秘密がある。ひとつはもう一人のメアリのこと。もうひとつは不思議な力のこと。この力のことを知っているラヴィントン伯爵ジョシュアに振り回されるメアリだけれど、ジョシュアにも実は秘密があり。
嘘をついていようとも君がくれた愛は真実だ、という台詞の説得力の強さにきゅーんとなりました。このお話だからこそ、そしてジョシュアだからこそ言える台詞!
可愛らしくて素敵なロマンスでした。
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