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幸せな花嫁になる十の方法 (角川ルビー文庫)
セレブ専門の結婚相談所で働く優也は、実はゲイで超オクテな童貞。ある日、スタッフとして働くお見合いパーティで、超男前社長・鷲宮寛貴の担当をすることになるが、生真面目でウブな態度に興味を持った鷲宮から「俺の運命の相手はお前だ」と甘く口説かれて、流されるまま一夜を共にしてしまう! 彼に遊ばれただけと感じながらも惹かれる気持ちを隠して、鷲宮の“運命の相手”探しに奔走する優也。けれど、鷲宮の父が突然、お見合い相手の女性を選んできて…!?(裏表紙より)

受け側がゲイなのかーと思いながら読みました。基本的に攻めの方がリードすることが多いので……。こちらも攻め側がリードしてましたが、とすると攻めはバイだったのか……と下世話なことを考える。
面白い職業と強引系攻め、というテーマで人に選んでもらったのですが、このお話は結婚相談所とセレブ。富裕層というステータスはBLには必須なのかなあ? と何作か読んで思う。大きな度量で受け入れることが必要なのかもしれません。しかし東京タワーでいたしちゃっているのは笑ってしまった。
主人公の優也の視点での三人称で、読みやすくもありました。この主人公が乙女のようでかわいい……。理想のデートを思い描いていたり、運命の赤い糸の話をしたりと、ピュアでかわいいなあと思いました。
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