読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
同日の同時刻に苦悶と驚愕の表情を残して死亡した四人の少年少女。雑誌記者の浅川は姪の死に不審を抱き調査を始めた。――そしていま、浅川は一本のビデオテープを手にしている。少年たちは、これを見た一週間後に死亡している。浅川は、震える手でビデオをデッキに送り込む。期待と恐怖に顔を歪めながら。画面に光が入る。静かにビデオが始まった……。恐怖とともに、未知なる世界へと導くホラー小説の金字塔。(Amazonより)
原作の貞子は井戸から出てこないし、テレビからも出てこない。
遠い昔に映画を見ましたが、この度原作を読みました。1991年の発行なんですね。確かに登場人物の男性の女性に対する視線に時代を感じた。
不審な死を遂げた四人を結び付けてしまったことで呪いのビデオとそれを放った者に関わることになった記者と、破滅的な思想を持つ協力者、二人の男性が主人公。バディ感があってとてもいい。
呪いのビデオの内容を解いて、手がかりを辿っていく展開が予想以上に面白かった。はらはらどきどきさせられて、最後にこれかー! というラスト。映画も見たくなってしまいました。
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