読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
明治大正昭和から現代までの少女小説について論じた一冊。
少女小説と呼ばれるものが、最初はどういったものだったのか、というのが知れて面白かったです。少女の友とか読んでみたいなあと思った。あの言葉遣いで書かれたら、現代の私なんかはうっとりしてしまいそうだ。
少女小説レーベルの老舗であるコバルトの話もありました。氷室冴子とか久美沙織とか。丘ミキは未読なので読みたいリストに入れました。
少女小説紹介のページには、今頃の本としては、十二国記とか、彩雲国、伯爵と妖精、ローズテーラー、デル戦の話があったり。
女の子はいつでも地に足がついているヒロインだ、という話が面白かったです。伯妖はフェアリードクターだし、ローズテーラーでは仕立て屋だし、とか。
論文でも、読みやすくて、興味深い分野なので、楽しかったです。
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