忍者ブログ
読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
[293]  [280]  [292]  [291]  [290]  [289]  [287]  [286]  [285]  [284]  [283
銀河鉄道の夜 (角川文庫)
 賢治童話集第3。生前の未発表作品のみを集めたもの。「銀河鉄道の夜」は賢治童話の最大長編童話であると共に、未完成の傑作ともいうべき大作である。他に仏教童話長編「雁の王子」「ひかりの素足」、西欧的な「虹の絵具皿」「黄いろのトマト」、他「おきなぐさ」「めくらぶとうと虹」「双子の星」「貝の火」「よだかの星」「四又の百合」を収む。(カバー折り返しより)

買ったのが古いものだったので、取りあえず今手に入るものを貼っておきます。
正直に言って、宮沢賢治は初めて読んだ。小学校の時、教材として彼の生涯は学んだんだけど。「銀河鉄道の夜」は傑作だと言われるのが分かった。「蠍の火」の話は、ある作家さんが作品中に挟んでいたので知っていたけれど、やっぱり素晴らしい話だと思った。それから、ジョバンニと博士の会話のシーンはとても染みる。
好きなのは「よだかの星」が一つ。よだかが登っていくところがとても切ない。よだかの文字を見ると、「緋色の椅子」(緑川ゆき)のヨダカがさっと思い浮かぶ。
「四又の百合」も好きだ。澄んだ空気とか、信仰とか、色々考える。
PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
Profile
Author:月子
読んだものやら見たものやらの記録
Search
Calender
04 2024/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
Archive
Shopping
Analyzer
Counter
忍者ブログ [PR]