『白雪姫』の、このお話には王様が登場しないこと、母親(継母)が娘(白雪姫)を殺そうとすること、鏡のメッセージ、毒のリンゴ、死のダンスなど、興味深いテーマを、ユング派の著名な分析医である著者が読み解いていく一冊。
これ感想書きにくいんですが、特にぴんとこないというのも非常に珍しいと思いました。読みにくかったせいかな。訳者は、患者に告げるように、という意識で訳を書かれたそうだけれど、正直言って邪魔でした。なんかすごく眠たかった。
生と死と愛、というのが多分本書のテーマなのでは。白雪姫を分析しているわけではないので、いや分析しているんだろうけれど、内容はそれに対する人間の心理なのでした。
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