読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
いきなりネットに名前をさらす、大声で値引きを迫る、新人パートタイマーを退職に追い込む——それは、ごく普通の「お客様」だった。広がる一方のカスハラ(顧客の迷惑行為)。誰もがクレーマーになりうる“サービス過剰時代”に、知っておくべき事例と対策を徹底取材。(カバー折り返しより)
いまようやくメディアでも報じられるようになった「カスタマーハラスメント」について実例とともにまとめられた本。2019年8月の発行です。
スーパーのレジ係、介護従事者、コンビニ店員、サービス業、タクシードライバー、といったお客様から理不尽なクレームをつけられやすい人たちの実例が、読んでいて胸に痛い。いるよなあ、こういうお客さん……と遠い目になる。
元クレーマーだったという人のインタビューも入っていますが、最終的に「認められたいから」という結論に至ったのはちょっと短絡的なような気がする。確かに事実としてその理由は存在するんだろうけれど、もっと多岐にわたっているというか、根深い気がするんですよね。
いまだったらまた他の本も出ているのかな。気になるから読んでみたい。
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