読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
19世紀英国——エリックになりすまし、名門男子校に転入したお嬢様アイル。男子として振る舞っているが、理想の男性“父親”に似た先輩ケネスのことが気になっていて……。
さっそく旧図書館を根城に発明に勤しむ彼の手伝いを申し出たアイルだが、逆に発明品を暴走させてしまう。そして崩壊した壁から現れたのは……白骨死体!?
お目付役のウィルの制止も振り切り、真相解明に乗り出すアイル。一方、アイルの恋心を知ったデレクは妙に不機嫌で——。アイルの事件と恋の行方はどうなる?(裏表紙より)
言うほど恋のから騒ぎじゃないですが、少年としてパブリックスクールに引き続き潜入中のアイルは、また事件に遭遇。七人委員会に解決を依頼するも、頼りにならない! と突っ走る。
学校の問題は生徒が解決する。目を瞑ることで穏当にすむのならそれでいい。という考え方もわかるし、アイルの正義感もわかるのですが、若干アイルは自分を認めて欲しいという欲があるからなあ。結果的に白骨死体を見つけたことでひとり犯罪者が裁かれたので、よかったけれども……。
もう少しバレるかバレないかどきどきしたかったなあと思いつつ、学園ものの雰囲気を楽しみました。
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