読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
ずっと一人ぼっちだった。黒狼王(あなた)に、出会うまでは。
妾腹ということで王妃らに虐げられて育ってきたゼルスの王女エデルは、戦に負けた代償として義姉の身代わりで戦勝国へ嫁ぐことに。相手は「黒狼王」と渾名されるオルティウス。野獣のような体で闘うことしか能がないと噂の蛮族の王。しかし結婚の儀の日にエデルが対面したのは、瞳に理知的な光を宿す黒髪長身の美しい青年で――。
やがて、二人の邂逅は王国の存続を揺るがす事態に発展するのだった……。激動の運命に翻弄される、波瀾万丈のシンデレラロマンス!(裏表紙より)
妾腹の王女として長らく虐げられてきたエデル。王妃には誰も逆えず、父王は見て見ぬふり。敗戦の代償として王女を、と求められ、嫌がった姉の名前を名乗って結婚する。結婚してもなおエデルにつきまとう憎悪を断ち切ってくれたのは、蛮族と蔑まされている王だった。
結婚した先でもいじめられる、その壮絶さ。文化や価値観が違うと嫁ぎ先でもやられてしまうのか……。しかも最後までそれが尾を引くという。
どこまでもか弱いエデルなので今後どう王妃らしくたくましくなっていくのか想像がつかない。オルティウスがすでにめちゃくちゃ甘いので、是非とも彼を翻弄していただきたいな!
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