読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
京橋中央税務署を揺るがす大事件が発生した。あの、悪質な滞納者から隠し財産を差し押さえまくり “京橋中央署の死に神"と恐れられる、特別国税徴収官(略してトッカン)の鏡が訴えられるかもしれない。しかも背後には、税務署の天敵・勤労商工会のお抱え弁護士がついていた。鬼上司のピンチにぐー子(トッカン付き徴収官)が立ち上がる! 面白くって、ためになる、大好評の税務署エンターテインメントシリーズ第2弾。(裏表紙より)
滞納者が首吊り自殺してしまい、担当者だった鏡を訴えるという事件が発生。背後には勤労商工会。トッカン付きを外れて一人で仕事を回すようになっていたぐー子は、勤労商工会側の弁護士の吹雪に粘着されて、鏡の危機を知る。鏡の過去を知る親友(?)二人も登場して、ぐー子は事件のきっかけとなった滞納者の自殺とその直前の動きを調べ始め。
社会人になって四年め、税務官になって二年、自分の仕事としてのスタンスや居場所を求めるぐー子の気持ちがリアルで苦しかった……。もがいている感じが自分の経験と重なって、どうすればいいのかなあと読みながら悩んでしまった。ぐー子はその悩みを突破できるのかな……。
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