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プリンセスハーツ―恋とお忍びは王族のたしなみの巻 (ルルル文庫)
十年に一度の賭博祭に沸くアジェンセンの公都パールエルム。人々は互いの身分を隠すため仮装し仮面を被り賭博を楽しむ。そして精霊たちも集まるという不思議な祭りに心惹かれたジルとルシード。互いに内緒で王城を抜け出し、夜の祭りに紛れると……。その頃、北の強国オズマニアから若き王子オースが城にやってきた。ジルさえもオースの申し出に翻弄されることに‥‥!? 恋とお忍びの王宮ロマン!!(裏表紙より)

第四巻。オルプリーヌ問題がとりあえず落ち着いたものの、また新しい問題が、という巻。ジルとルシードにちょっとずつ変化が出てきているようで楽しい。特にルシードは、なんだかだんだんかっこうよくなってきているような! ジルが助かるよう祈ったからという理由で、神に勝利を捧げるためにトーナメントに、というところが非常にかっこよかった。
ところでこのシリーズ、変人ばっかか! とのけぞるくらい変な人がいっぱい出ていることに改めて気付いたんですが、よく考えなくてもまともな人が皆無だった。
とりあえず、新しい問題については次巻へ続く。オース王子がまだ微妙に掴めない人物なので、どんなトラウマを抱えているかどきどきします。
途中現れた不思議な子どもは、『銃姫』関係なのだろうか……と思いながら、次巻読む。
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