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第二次大戦終結直後、従軍看護婦だったクレアは夫とともにスコットランドのハイランド地方で休暇を過ごしていた。ある日、地元の人間に教えられてストーン・サークルを訪れた彼女は、突如異様な感覚に襲われ、意識が混濁する。気がつくと、古めかしい衣裳の戦士たちが眼前で戦いを繰り広げていた。逃げかけた彼女を捕らえた男の顔を見ると、夫にうりふたつ。こともあろうに、その男は夫の先祖だった。クレアは18世紀にタイムスリップしていたのだ!
世界中で人気沸騰のロマンティック・アドベンチャー巨編、いよいよ開幕!(裏表紙より)
1945年頃の従軍看護婦だったヒロインが、18世紀にタイムスリップしてしまうというトリップ・ロマンスの第1巻。18世紀の西洋の文化にあんまり詳しくないのですが、細かいところがすごい書き込まれているように感じられてすごく面白かった。クレアは20世紀の看護婦なのでもちろん医療知識があるわけですが、18世紀の民間療法との違いはもちろん、その地方の服装をはじめとした習慣や食事事情、城という場所の風景など、現代とは違うという書き方に本格的なタイムスリップものを実感しました。
1巻はじわじわと進んで、最後に特大の爆弾(ロマンスの)が落とされるわけですが、ここからクレアがいったいどうなるのか全然見当もつかなくて! クレアはとてもたくましくて賢い女性なので、ここからどうなるんだろうとわくわくしています。
オススメされた作品でした。ありがとうございました!
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