読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
きっかけは偶然だった。
人間と妖夢の間に生まれた少年——神原秋人はある日、学校の屋上で今にも飛び降りそうな少女——栗山未来と出会う。
異界士のなかでも特異な”血”の能力をもった少女は、孤独のなか戦い続けていた。
「私は——普通の人間に見えますか?」
その少女と自分を重ねてしまった少年は、彼女を助けることを決意する。
だが、そんななか、少年たちの周りで不穏な事態が起こりはじめる…。
第二回京都アニメーション大賞奨励賞受賞作の学園バトルファンタジー!(裏表紙より)
劇場版のみ視聴済み。
現代日本と異能力、古い家と血といったものに縛られる少年少女のファンタジー、なんですがアニメと全然印象が違ってびっくりしました。どうでもいいボケとツッコミが多すぎて、話が進まなさ過ぎるのに疲れてしまい……バトルの緩急どこいった!? みたいな進行具合なのに終盤が怒涛すぎて。当時の流行だったのかな……。
秋人のあわいのものらしい孤独、未来の異質な能力と失ったものゆえの孤独、身内すら疑わなければならない家に縛られる博臣の孤独、前線で戦えず遠ざけられてしまう美月の孤独、といったものをもっと読みたかった。もっとぎすぎすしてよかったのよ……。
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