読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
『奉納の儀』を執り行うため、大神殿に乗り込んだ近衛騎士フェリクスとアウローラ。しかしそこには魔法使いたちによって、数々の罠が張り巡らされていた。アウローラは、王都の人々の祈りが込められた奉納品を無事に届け、魔法使いたちの『楽園』建国を阻止することができるのか……!? 冬の王都を満喫するラブラブデートを描いた冬のおでかけ編も収録!(裏表紙より)
結婚直後から始まった楽園と魔法使いをめぐる事件、これにて決着の巻です。
アウローラがアウローラである魅力あふれる真っ直ぐな言葉がたくさんあって、カーヌスやカエルラにわずかでも響いたことがとても嬉しかった。各々の処遇も決まりましたが穏やかな日々を過ごしていくことを願います。
しかしエリーザベトはもうちょっと懲らしめてやってほしかったかも!笑 あまりにおばかさんすぎてなあ……。フェリクスが幻影を見向きもしない展開は予想通りでしたが、アウローラを語るときの内容がまさに! な内容で笑いました。しっかりがっつり皆さんに叱っていただくところを見たかったな。
その後の冬の王都デートは大変可愛らしかった! ルーミスと妹のレギーナがなかなか楽しくて、今後も関わりがあったら嬉しいな。
そうして読み終わった後の裏表紙のフェリクスの幸せそうな顔に吹き出しました。これが凍れる貴公子のとろけるような表情!
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