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自らの願いをもとに、強大な力を持つ魔導書と契約する11カ国の王。しかし、リースルイン国の王女シルヴィアは、すべての魔導書を無効化できる【大いなる鍵と虚の書】を所有するも、絶対に契約などしないと決めていた。だが……。「——君のような王を、千年待った」突如現れたのは、美しい人型の眷属。君の願いが欲しいと嘯く彼に、頑ななシルヴィアの心は乱され!?(裏表紙より)
願いを叶えることを誓えばそのための力を貸してくれる魔導書(グリモワール)と契約する11人の王。すべての魔導書を無効化できるほどの力を持つ「大いなる鍵と虚の書」と仮契約することになってしまったシルヴィアだが、過去の出来事を理由に、魔導書に頼らないことを心に決めていた。それがますます書に宿るアルス・ノヴァの関心を呼び。
魔導書とはなんぞや。それと契約する者の覚悟とは。自分の願いは自分だけのもの、どんなにすり減っても何度だって望む強さを試される、というような物語だったなあ。
魔導書を手にしたからには王たちにはそれぞれ強い願いがある。人間としてすごくレベルが高い……というか、志が高くてまさに王族といった感じです。この世界ではきっと魔導書と契約するだけの思いを持たなければならないという縛りが、各国の王族にはあるんだろうなあ。
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