読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
デトロイトで強盗を繰り返している三人組ロッキーとマネーとアレックスは、ある日元軍人の盲目の男の家に、金を奪い取ろうと忍び込んだ。しかしその男は超人的な感覚で三人を追い詰める。果たしてそこから脱出することはできるのか。
強盗するつもりがめちゃくちゃに追い詰められて、精神的にもぎりぎりさせられる、超絶やばい家に侵入してしまった少年少女の話。ホラーだしスリラーだしサイコだった。広くはない家なのにめちゃくちゃ血の気配がして怖かった……。最後まで気が抜けない展開で、あああああーって頭を抱えました。
三人組がそれぞれのっぴきならない事情があったり、強盗が本意ではなかったりというのはわかる。けれど忍び込んだ先の、自分の娘を殺した女性(裁判では無罪)を閉じ込めているところで、「こいつぁやべえや……」って目が離せなくなってしまった。強盗は絶対ダメだけど、弱者であることを理由に強者をぶち殺すあのご老人もだめだよな……。
最後までぞっとした作品でした。
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